大林組は、2022年5月から大林組技術研究所(東京都清瀬市)において3Dプリンタによる建屋建設を開始しており、2023年4月に3Dプリンター実証棟「3dpod™」を完成させた。
「3dpod」は、セメント系材料を用いた3Dプリンタによる建築物として、国内で初めて建築基準法に基づく国土交通大臣の認定を取得した構造形式の建屋だ。
壁や床といった地上構造物の全ての部材に3Dプリンタを用いており、さらに壁は全て現地で直接プリントを行っている。電気、空調、水道などの設備に加え、室内には断熱も施している。
大林組は、2014年から建設用3Dプリンタの研究を開始しており、これまでに、鉄筋や鉄骨を使用しない3Dプリンタ用特殊モルタルなどを開発。
2019年には、建築物や土木構造物での利用を想定したシェル型ベンチを試作。当時、3Dプリンタで製造した構造物としては国内最大規模のもので、業界でも注目を集めた。
この実験用モックアップの試作を経て、建設用3Dプリンタの実用化をめざしていた。
2022年5月、建築基準法が定める建築物の建設プロジェクトをスタートし、「(仮称)3Dプリンター実証棟」の建設に着手。2023年3月に3dpodが完成した。
「3dpod」は、セメント系材料を用いた3Dプリンタによる建築物として、国内で初めて建築基準法に基づく国土交通大臣の認定を取得した構造形式の建屋だ。
壁や床といった地上構造物の全ての部材に3Dプリンタを用いており、さらに壁は全て現地で直接プリントを行っている。電気、空調、水道などの設備に加え、室内には断熱も施している。
大林組は、2014年から建設用3Dプリンタの研究を開始しており、これまでに、鉄筋や鉄骨を使用しない3Dプリンタ用特殊モルタルなどを開発。
2019年には、建築物や土木構造物での利用を想定したシェル型ベンチを試作。当時、3Dプリンタで製造した構造物としては国内最大規模のもので、業界でも注目を集めた。
この実験用モックアップの試作を経て、建設用3Dプリンタの実用化をめざしていた。
2022年5月、建築基準法が定める建築物の建設プロジェクトをスタートし、「(仮称)3Dプリンター実証棟」の建設に着手。2023年3月に3dpodが完成した。
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