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デジコン編集部 2022.11.14

福井コンピュータ、米国ベントレー・システムズ社と戦略的提携を締結。i-Construction、インフラDXの推進支援へ

福井コンピュータは、インフラ系エンジニアリングソフトウェアを手掛ける米国ベントレー・システムズ社と戦略的提携を締結した。

福井コンピュータは、ベントレー・システムズのシステムを用いた機能追加や新ツールの提供を予定している。

ベントレー・システムズは、道路・橋梁、鉄道・輸送、上下水道、公共事業や公益事業、建物やキャンパス、鉱業、産業施設の設計、建設、運用に活用されているソフトウェアを提供しているインフラ向けソフトウェアベンダーだ。

プロダクトには、モデリングやシミュレーション用のMicroStationベースのアプリケーション、プロジェクトデリバリー用のProjectWise、資産やネットワークパフォーマンス用のAssetWise、ジオプロフェッショナルソフトウェアをけん引するSeequentのポートフォリオ、インフラストラクチャデジタルツイン用のiTwinプラットフォームなどをラインアップしている。

福井コンピュータは、ベントレー・システムズのプラットフォーム「iTwin」と連携し、3D/4Dによる可視化、シミュレーション、デジタルツイン機能を、クラウドのデータ共有サービス「CIMPHONY Plus」に追加。

これにより、プロジェクトの管理や設計、施工、維持管理といった一連の業務をサポートするデジタルソリューションの提供ができるようになる。

ベントレー・システムズ 戦略チャネル担当シニアバイスプレジデント カルステン・ガーキー氏は「福井コンピュータとの提携はあらゆる関係者に利益をもたらす。エンドユーザーは、世界レベルの最先端デジタルテクノロジーと地域に対応し高い信頼を得ている専門知識の恩恵を受ける。」

「ベントレー・システムズは、日本のマーケットリーダーである福井コンピュータを介して、要求の厳しい日本のインフラ市場とi-Constructionの規制に対処。一方、福井コンピュータは、日本の建設業を劇的に改善する最も革新的なデジタルツインソリューションを提供することが実現する」と意気込みを述べた。


参考・画像:福井コンピュータプレスリリース
WRITTEN by

デジコン編集部

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