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経産省ら主催『第10回ロボット大賞』の受賞者発表!国土交通大臣賞には「山岳トンネル施工ロボット」が選定
経済産業省と日本機械工業連合会は、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省と共催する「第10回ロボット大賞」の表彰対象を発表した。今回は112件の応募があった。
国交大臣賞には、大成建設、前田建設、古河ロックドリル、マックによる「切羽作業を機械化する山岳トンネル施工ロボット」が選定された。
大成建設、古河ロックドリルによる6m継ぎボルト打設装置搭載のロックボルト専用ロボットは、ロックボルトの施工サイクルの削孔、モルタル充填、ロックボルト打設の一連の作業が可能となる。従来人力だったロックボルト作業を完全に機械化することが可能だ。
前田建設、古河ロックドリル、マックの「鋼製支保工建込みロボット」は、支保工位置ナビゲーションシステムや高性能エレクター、吹付アームを備え、運転席からの操作のみで高精度な支保工建込みを実現。作業員の切羽立入が不要で省人化や生産性向上、切羽肌落ち災害の撲滅につながる。
優秀賞の社会インフラ・災害対応・消防分野には、東急建設、東京大学、湘南工科大学、東京理科大学、小川優機製作所、菊池製作所によるトンネル点検システム「iTOREL(アイトーレル)」が選定された。
国交大臣賞には、大成建設、前田建設、古河ロックドリル、マックによる「切羽作業を機械化する山岳トンネル施工ロボット」が選定された。
大成建設、古河ロックドリルによる6m継ぎボルト打設装置搭載のロックボルト専用ロボットは、ロックボルトの施工サイクルの削孔、モルタル充填、ロックボルト打設の一連の作業が可能となる。従来人力だったロックボルト作業を完全に機械化することが可能だ。
前田建設、古河ロックドリル、マックの「鋼製支保工建込みロボット」は、支保工位置ナビゲーションシステムや高性能エレクター、吹付アームを備え、運転席からの操作のみで高精度な支保工建込みを実現。作業員の切羽立入が不要で省人化や生産性向上、切羽肌落ち災害の撲滅につながる。
【評価のポイント】
これまで労働災害の大きな割合を占め危険な過酷作業であった切羽近傍での支保工建込み・ロックボルト打設作業の完全機械化を実現。山岳トンネルそのものは道路や鉄道などを通して広く国民が恩恵を受けているインフラであり、そこで人知れず行なわれている重労働を軽減する「山岳トンネル施工ロボット」として、建設土木業界の発展に貢献する点を評価。
優秀賞の社会インフラ・災害対応・消防分野には、東急建設、東京大学、湘南工科大学、東京理科大学、小川優機製作所、菊池製作所によるトンネル点検システム「iTOREL(アイトーレル)」が選定された。
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