ニュース
デジコン編集部 2026.11.4

ONESTRUCTION、生成AIの建設対応力を比較する「Construction AI Leaderboard」を公開。ChatGPTやClaude、20モデルを建設業務で採点

CONTENTS
  1. 「どのAIが建設業務に向くか」の判断材料を提供
  2. BIM編集・IDS作成・積算知識など5カテゴリで評価
  3. 総合1位が全業務で最優秀とは限らず。積算知識はモデル間の差が小さい
openBIMを中心に建設分野のソリューションを開発するONESTRUCTION(鳥取県鳥取市)は、生成AIモデルの建設業務への対応力を比較する「Construction AI Leaderboard」を公開した。

OpenAI、Google、Anthropicなどの商用モデルと公開モデルをあわせた20モデルを、建設業務の5カテゴリで評価し、それぞれの得意・不得意を可視化するものだ。

「どのAIが建設業務に向くか」の判断材料を提供


建設分野でも生成AIの活用が広がる一方で、数多くのモデルのうち、どれが実際の建設業務に適しているかを客観的に比較する指標は乏しかった。

そこでONESTRUCTIONは、建設分野でAIを選び、使いこなすための判断材料として、本リーダーボードを公開した。

評価対象は、商用モデルと公開モデルをあわせた20モデルで、すべてを同社が構築した共通の評価基盤で、同じ手順により評価している。

BIM編集・IDS作成・積算知識など5カテゴリで評価


評価は、建設業務の5カテゴリで行われる。

具体的には、BIMデータの編集(BIM-Edit、324タスク)、積算などの建設知識(CEQuest、134問)、図面からBIMを生成する能力(BIMGenBench〈仮称〉、Coming Soon)などだ。


なお、「BIM情報要件(IDS)の作成」カテゴリには、国際会議「CIKM 2026」に採択された同社の論文で提案したベンチマーク「Ishigaki-IDS-Bench」を用いている。

総合1位が全業務で最優秀とは限らず。積算知識はモデル間の差が小さい


評価結果からは、いくつかの傾向が明らかになった。

カテゴリ別の首位は、5つのうち3つのカテゴリで異なるモデルとなり、総合1位のモデルが、すべての業務で最も優れているわけではなかった。

また、積算などの建設知識では、20モデルすべてが85点以上となり、モデル間の差は小さい結果となった。

ONESTRUCTIONは、新しいモデルが公開されるたびに評価結果を追加していく方針だ。

図面からBIMを生成する能力の評価や、同社が開発する「Ishigaki」シリーズの他のモデルも、順次掲載する予定としている。



WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。