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デジコン編集部 2026.10.20

撮るだけで位置・方位・日時を記録。SYMMETRY、道路・橋梁の被害写真を地図で共有する「災害対応プログラム」を自治体に無償提供

CONTENTS
  1. 災害後の導入では初動に間に合わない。平時からの備えを無償で
  2. 撮影・地図共有・ダウンロードに対応。電波の弱い場所でも後送信
    1. 撮るだけで位置・方位・日時を記録
    2. 事務所のPCで地図から被害の広がりを把握
    3. 写真をそのままダウンロード
  3. 仙台・新潟・広島の展示会でデモを実施
SYMMETRYは、次世代データ利活用プラットフォーム「橋のコンシェルジュ」の機能を活用し、地方公共団体向けに「災害対応プログラム」を無償で提供すると発表した。

2026年10月19日より、事前登録の受付を開始した。

スマートフォンで撮影した道路・橋梁の被害写真に、撮影地点・方位・日時を自動で記録し、Webの地図上で共有できる。


登録料・利用料はともに0円で、平時に登録しておくことで、災害の当日から被害状況の記録と共有を始められる。

災害後の導入では初動に間に合わない。平時からの備えを無償で


大規模な地震や豪雨が起きると、自治体の道路・橋梁、防災の担当部署は、管内の被害状況を短時間で把握し、対策本部や関係課と共有する必要がある。

現場写真は、その後の復旧の手続きや報告資料づくりにも欠かせない。

一方で、デジタルツールを災害が起きてから導入しようとすると、契約や決裁の手続き、アカウント発行や端末の準備に時間がかかり、初動に間に合わない。

操作を覚える余裕もなく、撮影した写真がどこをどの向きで撮ったものか分からなくなり、整理に手間取ることもあった。

インフラの老朽化と担い手不足が進むなか、SYMMETRYは「橋のコンシェルジュ」で自治体の橋梁維持管理を支援してきた。

その機能の一つ「現場状況写真」を、平時から無償で使える形で提供することにした。

撮影・地図共有・ダウンロードに対応。電波の弱い場所でも後送信


本プログラムは、「橋のコンシェルジュ」の「現場状況写真」機能を、自治体に無償で開放するものだ。

スマートフォンアプリで撮影し、事務所のPCで地図から確認できる。主な特長は3つ。

撮るだけで位置・方位・日時を記録


撮影地点と向きが写真に自動でひもづくため、どこを撮った写真か後から迷わない。

電波が弱い場所では端末に保存し、後からまとめて送信できる。

事務所のPCで地図から被害の広がりを把握


アップロードした写真はWebの地図上にピンで表示され、対策本部や関係課と同じ情報を見られる。

撮影年月での切り替えや、写真一覧での確認にも対応する。

写真をそのままダウンロード


撮影した写真と、撮影場所にピンを立てて方位を示した地図画像をダウンロードでき、報告資料づくりに使える。

なお、点検データの登録前チェックや点群データの閲覧など、「橋のコンシェルジュ」の機能は後から有償で追加できる。

仙台・新潟・広島の展示会でデモを実施


SYMMETRYは、3つの展示会に出展し、本プログラムのデモを実施する。

10月20日の「TOHOKU DX GATEWAY 2026」(仙台市)、10月29日の「土研新技術ショーケース2026 in 新潟」(新潟市)、10月29日・30日の「建設技術フォーラム2026 inちゅうごく」(広島市)だ。

スマホでの撮影からWeb地図での確認まで、実際の操作を見られる。

なお「橋のコンシェルジュ」は、橋梁の点検資料など膨大なデータを一元管理し、業務の省力化と技術継承を支援する自治体向けサービスで、2026年10月1日に旧名称「SDTC」から名称を変更している。




WRITTEN by

デジコン編集部

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