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デジコン編集部 2026.10.1

山側のアンカーも控えロープも不要。新潟のプロテックエンジニアリング社、杭基礎・自立型支柱の落石防護網「ネオロックネット」を発売

CONTENTS
  1. 用地取得と施工安全が課題だった、従来のポケット式防護網
  2. 自立型支柱で山側の支持部材が不要に。足場設置で高所作業も安全に
    1. 用地取得に必要なコストの削減
    2. 高所作業時の安全性向上
  3. 年間3〜5億円の売上目指す。多様な現場条件に対応
自然災害対策製品メーカーのプロテックエンジニアリング(新潟県北蒲原郡聖籠町)は、落石災害による被害の軽減を目的とした新しい落石防護網「ネオロックネット」を開発し、販売を開始した。

落石の危険性がある斜面を金網とワイヤロープで覆い、落石を安全に斜面下部まで誘導する製品で、周辺環境への配慮と施工時の安全性を両立した対策工である。

用地取得と施工安全が課題だった、従来のポケット式防護網


従来のポケット式落石防護網には、いくつかの課題があった。

まず、支柱の山側にアンカーや控えロープなどの支持部材を設置する必要があり、用地買収面積や樹木伐採範囲が大きくなる場合があった。

加えて、不安定な斜面上で金網を設置する作業を伴うことから、施工時の安全性向上も課題となっていた。

「ネオロックネット」は、これらの課題を解決するために開発された。

自立型支柱で山側の支持部材が不要に。足場設置で高所作業も安全に


「ネオロックネット」の効果は2つある。

用地取得に必要なコストの削減


杭基礎構造による自立型支柱を採用しており、山側アンカーや控えロープなどの支持部材を必要としない。


これにより、支柱より山側の用地取得に必要な面積を抑えられ、コスト削減が期待できる。

高所作業時の安全性向上


支柱に金網設置作業用の単管足場を設置できるため、支柱の山側に足場を設けることで、高所作業時の安全性と作業性が向上する。


安定した施工品質の確保にも寄与する。

年間3〜5億円の売上目指す。多様な現場条件に対応


プロテックエンジニアリングは、「ネオロックネット」を従来のポケット式落石防護網の課題を解決した製品として市場に投入する。

用地の制限や施工安全性が求められる現場での採用を見込み、落石対策における主力製品の一つとして、年間3〜5億円の売上を目指す。

同社はこれまで、落石や崩壊土砂、雪崩、土石流といった自然災害対策製品を開発し、全国で3,500箇所以上の販売実績を持つ。




WRITTEN by

デジコン編集部

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