土木分野のAIプロダクトを開発するMalmeは、建設コンサルタントやゼネコンなど土木事業を担う企業を対象に、土木業界特化のAI業務プラットフォーム「MAAP(Malme AI-Ready Application Platform)」を、2026年9月より提供開始すると発表した。
土木図面や設計成果、技術基準、過去案件などの技術資産と、社内で開発したAIアプリを一つにつなぎ、組織の共有資産として継続的に活用・改善するためのプラットフォームである。
生成AIを使ったアプリケーション開発のハードルは急速に下がり、土木業界でも、図面解析や過去成果の検索、設計照査、技術提案書の作成など、さまざまな業務でAI活用が広がっている。
一方で、個人や部門単位でAIアプリを作ることが容易になった結果、新たな課題も生じている。
試作したアプリが実務で継続利用されない、開発者や管理責任者が不明確な「野良アプリ」が増える、PoCの成果や改善履歴が組織の共有資産として残らない、といった問題だ。
さらに、セキュリティやガバナンスへの懸念から現場公開に踏み切れない、AIの利用量やコストを組織・部門・アプリ単位で把握できない、といった声もある。
MAAPは、この「作れるが、土木実務で使い続けられない」という壁を解消するために開発された。
Malmeはすでに社内でMAAPを運用し、図面解析や社内ナレッジ検索、構造シミュレーションなど複数の土木AIアプリを同一基盤上で展開しており、その知見をもとに外部提供する。
MAAPは、大きく2つの環境で構成される。
一つが、土木技術者がAIアプリと技術資産を利用する「MAAP Hub」だ。
現場の技術者が、AIへの指示や業務ファイルの管理、社内で承認されたAIアプリの利用を一つの画面で行える。

顧客がすでに利用しているファイルストレージとも連携できるため、図面や設計成果、技術基準、過去案件の資料といった技術資産を、移し替えることなくAIから活用できる。
もう一つが、管理者・開発者がAIアプリを展開・管理する「MAAP Studio」である。
開発したAIアプリの登録や動作確認、公開範囲の設定、利用状況の管理などを行う環境で、アプリ展開に必要な共通プロセスを標準化する。

AIやシステム開発を専門としない業務部門の担当者も、開発チームと連携しながらアプリの公開・運用・改善に参加できる。
このほか、SSO・認証やユーザー/組織/アプリ単位の権限管理、ログ管理、AIモデルの利用量・コストの把握・上限管理といった、全社展開に必要な管理機能を備える。

MAAPは、汎用的なAIアプリ管理基盤ではなく、土木業務に特化したAI業務プラットフォームだ。
土木図面や設計成果、技術基準、過去案件の記録などを、工種・構造物・業務工程・成果物の関係性とともにAIが参照できる、Malme独自の「土木コンテキスト基盤」を備える。
土木実務を理解する技術者がデータの意味や判断基準を設計することで、設計条件の確認や成果物間の整合性確認、類似案件の検索など、一般的な生成AIだけでは扱いにくい土木固有のタスクに対応する。
各社固有の技術基準や業務ルールを組み込むことで、その企業の実務に適したAI活用環境も構築できる。
導入にあたっては、土木とAIの双方に知見を持つMalmeのチームが、対象業務の選定から業務整理、AIアプリ開発、評価、本番展開、現場定着までを一貫して支援する。
対象は、建設コンサルタントやゼネコン、専門工事会社など、土木設計・施工・維持管理に関わる企業だ。
導入形態や費用は、対象業務やシステム環境に応じて個別に提案するとしている。
土木図面や設計成果、技術基準、過去案件などの技術資産と、社内で開発したAIアプリを一つにつなぎ、組織の共有資産として継続的に活用・改善するためのプラットフォームである。
AIアプリは「作れる」時代に。使い続ける仕組みの不在が新たな課題
生成AIを使ったアプリケーション開発のハードルは急速に下がり、土木業界でも、図面解析や過去成果の検索、設計照査、技術提案書の作成など、さまざまな業務でAI活用が広がっている。
一方で、個人や部門単位でAIアプリを作ることが容易になった結果、新たな課題も生じている。
試作したアプリが実務で継続利用されない、開発者や管理責任者が不明確な「野良アプリ」が増える、PoCの成果や改善履歴が組織の共有資産として残らない、といった問題だ。
さらに、セキュリティやガバナンスへの懸念から現場公開に踏み切れない、AIの利用量やコストを組織・部門・アプリ単位で把握できない、といった声もある。
MAAPは、この「作れるが、土木実務で使い続けられない」という壁を解消するために開発された。
Malmeはすでに社内でMAAPを運用し、図面解析や社内ナレッジ検索、構造シミュレーションなど複数の土木AIアプリを同一基盤上で展開しており、その知見をもとに外部提供する。
利用環境「Hub」と管理環境「Studio」で構成。既存ストレージとも連携
MAAPは、大きく2つの環境で構成される。
一つが、土木技術者がAIアプリと技術資産を利用する「MAAP Hub」だ。
現場の技術者が、AIへの指示や業務ファイルの管理、社内で承認されたAIアプリの利用を一つの画面で行える。

顧客がすでに利用しているファイルストレージとも連携できるため、図面や設計成果、技術基準、過去案件の資料といった技術資産を、移し替えることなくAIから活用できる。
もう一つが、管理者・開発者がAIアプリを展開・管理する「MAAP Studio」である。
開発したAIアプリの登録や動作確認、公開範囲の設定、利用状況の管理などを行う環境で、アプリ展開に必要な共通プロセスを標準化する。

AIやシステム開発を専門としない業務部門の担当者も、開発チームと連携しながらアプリの公開・運用・改善に参加できる。
このほか、SSO・認証やユーザー/組織/アプリ単位の権限管理、ログ管理、AIモデルの利用量・コストの把握・上限管理といった、全社展開に必要な管理機能を備える。

土木コンテキスト基盤で固有タスクに対応。技術者が導入を伴走支援
MAAPは、汎用的なAIアプリ管理基盤ではなく、土木業務に特化したAI業務プラットフォームだ。
土木図面や設計成果、技術基準、過去案件の記録などを、工種・構造物・業務工程・成果物の関係性とともにAIが参照できる、Malme独自の「土木コンテキスト基盤」を備える。
土木実務を理解する技術者がデータの意味や判断基準を設計することで、設計条件の確認や成果物間の整合性確認、類似案件の検索など、一般的な生成AIだけでは扱いにくい土木固有のタスクに対応する。
各社固有の技術基準や業務ルールを組み込むことで、その企業の実務に適したAI活用環境も構築できる。
導入にあたっては、土木とAIの双方に知見を持つMalmeのチームが、対象業務の選定から業務整理、AIアプリ開発、評価、本番展開、現場定着までを一貫して支援する。
対象は、建設コンサルタントやゼネコン、専門工事会社など、土木設計・施工・維持管理に関わる企業だ。
導入形態や費用は、対象業務やシステム環境に応じて個別に提案するとしている。
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