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デジコン編集部 2026.8.31

西尾レントオール、埋設物を検知する掘削バケット「LDR EXCAVATE」のレンタルを開始。掘りながら地中レーダーで警告、国内レンタルは初

CONTENTS
  1. 後を絶たない掘削時の埋設物損傷事故。2024年は全国168件
  2. 特許技術「Live Dig Radar」をバケットに搭載。掘りながら位置・深さを警告
  3. 海外で実績、国内レンタルは初
西尾レントオールは、地下掘削時における埋設物検知センサー付き掘削バケット「LDR EXCAVATE(エルディーアールエクスカベイト)」のレンタルを開始した。



イスラエルのRodRadar社が開発した商品で、バケット底部に搭載した地中レーダーが、掘削しながら埋設物の位置・深さをオペレーターにリアルタイムで警告する。

後を絶たない掘削時の埋設物損傷事故。2024年は全国168件


掘削時の埋設物損傷事故は後を絶たない。

2022年には、横浜市・川崎市などで約6万9000世帯に影響が及ぶ大規模停電が発生したが、その要因は、夜間の水道工事で地中送電線を破損したことだった。

日本建設業連合会の調査によると、2024年に発生した埋設物事故は全国で168件と、前年より8件増加している。

とりわけ水道管や電力ケーブルの事故は、現場の停止や補修コストの増大だけでなく、地域住民やライフラインにも甚大な被害を引き起こす。

こうした事故の多くは、確認不足や「大丈夫だろう」という思い込みに起因する。

図面を信じすぎず、現地で確認・明示・共有することが重要だが、多くの人や情報が行き交い、工期も迫る建設現場で、それらをすべて確実に実施するには多くの労力がかかるのも事実だ。

特許技術「Live Dig Radar」をバケットに搭載。掘りながら位置・深さを警告


その解決策となるのが、「LDR EXCAVATE」である。本システムは、RodRadar社の独自特許技術である地中レーダーシステム「Live Dig Radar(LDR)」をバケットの底部に搭載し、現場でのリアルタイム自動アラートを実現した。


埋設物を検知した場合、その位置・深さをオペレーターへリアルタイムで警告する。

オペレーターは、専用タブレットにより掘削状況を簡単に確認できる。

これにより、埋設物の破損による作業停止や工程遅れのリスクを軽減し、安全で信頼性の高い掘削作業が可能になる。

なお、埋設物の状態や土質などによっては、検知できない場合もあるという。

海外で実績、国内レンタルは初


本システムは、すでに海外の多くの現場で活躍しているが、日本国内におけるレンタルでの取り扱いは西尾レントオールが初となる。

同社は、日常的に起こりうる埋設物損傷事故に対し、人力だけでは補えない部分を最新の独自技術でリスク軽減できるとし、今後も現場目線で新技術や商品を提案していくとしている。





WRITTEN by

デジコン編集部

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