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デジコン編集部 2026.8.25

アンドパッド、東京ガス・ダイキン・カインズと資本業務提携。業界トップ3社の現場データとAIで建設業界のAXを推進

CONTENTS
  1. 担い手不足に現場単位の効率化では限界。暗黙知とデータを競争力の源泉に
  2. 住まい・空調・エネルギーの代表3社と。現場でのAX実装を業界全体へ
  3. 各社との取り組みを起点に、サプライチェーン全体へ展開
建設バーティカルAI「ANDPAD」を運営するアンドパッドは、東京ガス、ダイキン工業、カインズの3社と、それぞれ戦略的資本業務提携に関する契約を締結したと発表した。

住まい・空調・エネルギーという生活インフラの各領域を代表する3社と組み、現場データとAIを活用した業界全体の「AX(AI Transformation)」を推進する。

担い手不足に現場単位の効率化では限界。暗黙知とデータを競争力の源泉に


建設業や、工場・店舗・社会インフラなどの施設資産の新設・維持・修繕を伴う業界は、担い手不足と高齢化、技術・技能継承の停滞という構造的な課題に直面している。

現場単位・企業単位の効率化だけでは、抜本的な解決が難しい状況だ。

一方で、AIとデータの活用を成長の中核に据える動きが本格化するなか、現場に強みを持つ日本ならではの暗黙知とデータを競争力の源泉とし、領域特化型AI(バーティカルAI)で産業構造の転換を実現する機運が高まっている。

アンドパッドは、クラウド型建設プロジェクト管理サービスとして始まった「ANDPAD」を、利用社数26.5万社を超える建設業界最大の活動データが集まるプラットフォームへと成長させてきた。

その強みは、日々の業務を通じて施工写真や図面、工程、検査記録などの現場データが構造化された状態で蓄積される「データ資産」にある。

2025年12月には建設業特化型AIプロジェクト「ANDPAD Stellarc」を始動しており、今後はこの歩みを推し進め、契約・同意に基づき現場データを安全に活用する「AIデータプラットフォーム」としての基盤を確立する考えだ。

住まい・空調・エネルギーの代表3社と。現場でのAX実装を業界全体へ


今回提携する3社は、いずれもサプライチェーンを牽引する業界のトップランナーである。

東京ガスは、1885年の創業以来、首都圏のエネルギーインフラを支え、現在は2030年に向けて「第3の創業」として“AIネイティブ企業”への変革を進める国内最大の都市ガス事業者だ。

ダイキン工業は、空調機器売上高で世界No.1を誇り、AI人材育成をいち早く経営の柱に据えているグローバルメーカーである。

そしてカインズは、ホームセンター業界を牽引し、リフォーム・エクステリア事業の拡大やデジタルの内製化を成果に結びつけてきた、住まいとくらしのリーディングカンパニーだ。

なお、各社が保有する顧客情報等のデータは、各社と合意した目的・範囲でのみ取り扱われ、同意なくAIモデルの学習に利用されたり、第三者へ提供されたりすることはないとしている。

各社との取り組みを起点に、サプライチェーン全体へ展開


アンドパッドは、各社との提携に基づき開発するAIプロダクト群や、蓄積されるAXのナレッジを、サプライチェーンと業界全体へ展開していく方針だ。


あわせて、現場を持つあらゆる企業とともに、現場力と現場データをAIで競争力に変える取り組みを広く進めるとしている。


WRITTEN by

デジコン編集部

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