ツール紹介
デジコン編集部 2026.8.12

セーフィーとMODE、水中ポンプ監視ソリューションがNETISに登録。映像・センサー・AIで稼働状況を24時間無人監視

CONTENTS
  1. 巡回・目視頼みの水中ポンプ管理。異常発見の遅れが浸水や工期遅延に
  2. 電流値の異常を生成AIが即検知。クラウド映像と連動し遠隔で判断
  3. 登録番号はSK-260003-A。あらゆる現場機器へ監視対象を拡大へ
セーフィーは、MODE(米国カリフォルニア州、日本支店:東京都千代田区)と共同開発した「BizStack Construction Apps 水中ポンプ監視App」が、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録されたと発表した。

映像とセンサー、AIを組み合わせ、水中ポンプの稼働状況を無人で監視することで、現場の初動対応の迅速化と省人化に貢献するソリューションである。

巡回・目視頼みの水中ポンプ管理。異常発見の遅れが浸水や工期遅延に


2040年には深刻な労働力不足が進むとされ、とりわけ土木・建築現場では、労働需要に対して22.0%の不足率が見込まれている。

人手不足が進むなか、事故や災害時の復旧対応やインフラの維持管理は、一段と難しくなることが懸念される。

なかでも、トンネル工事やダム工事、臨海部の土木工事など、排水作業に水中ポンプが欠かせない現場では課題が大きい。

従来、こうした現場では作業員による定期巡回と目視によって稼働状況を確認してきた。

しかし、この作業には手間と時間を要するうえ、異常の発見が遅れれば、坑内の浸水や工期の遅延、設備の損傷につながるおそれもあった。

電流値の異常を生成AIが即検知。クラウド映像と連動し遠隔で判断


「水中ポンプ監視App」は、水中ポンプへ後付けしたセンサーから得られる電流値などをもとに、稼働状況を24時間体制で無人監視するソリューションだ。

ポンプの停止や異常な挙動が発生すると、生成AIが即座に検知し、チャットやメールを通じて関係者にリアルタイムで通知する。


さらに、セーフィーのクラウド録画映像と連動しているため、異常発生時には該当時間帯の現場映像もあわせて確認できる。

これにより、現地に向かうべきかどうかの判断を、遠隔から下せるようになる。

テキスト情報だけでは分かりにくい水位の状況や、溢れそうかどうかも画像で直感的に把握できるため、夜間・休日の巡視負荷の軽減と、重大事故リスクの低減につながる。

また、専門的なITスキルがなくても、チャット形式で問いかけるだけで現場状況を把握できる、直感的な操作性も特長である。

「センサーで状態を把握し、映像で裏取りする」という二段構えの運用によって、危険エリアへ立ち入る頻度を抑えつつ、異常時には関係者間で同じ映像を見ながら迅速に対応を進められる。

登録番号はSK-260003-A。あらゆる現場機器へ監視対象を拡大へ


今回登録されたNETISは、国土交通省が新技術の活用促進を目的に整備したデータベースだ。

登録された新技術は、国や地方自治体が発注する公共工事で積極的に活用されており、施工者は工事成績評定や総合評価落札方式での加点が期待できる。

今回の「水中ポンプ監視App」の登録番号はSK-260003-A、登録日は2026年7月8日である。

なお本ソリューションは、映像とセンサー、AIを組み合わせて遠隔から一元的に状況を把握できる仕組みが、公的に評価された格好だ。




WRITTEN by

デジコン編集部

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