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デジコン編集部 2026.7.17

戸田建設とLIXIL、アルミサッシの水平リサイクルモデルを確立。解体廃材を新研究棟のカーテンウォールへ再生

CONTENTS
  1. 解体建物の廃材を原料に、新研究棟のカーテンウォールへ
  2. 全工程で一貫したトレーサビリティを確保
  3. サーキュラーエコノミーと脱炭素社会の実現に貢献
戸田建設はLIXILと協働し、解体建物から発生したアルミサッシ廃材を原料に新たなアルミサッシを製作し、新築建物のカーテンウォールへと再生利用する「Building to Building」水平リサイクルモデルを確立したと発表した。

解体建物のアルミサッシ廃材を再生利用し、特定の建物に採用する取り組みは、業界に先駆けた試みだという。

解体建物の廃材を原料に、新研究棟のカーテンウォールへ


今回の取り組みでは、東京建設会館の移転にともなう旧建物(東京都中央区)の解体工事で発生したアルミサッシ廃材が原料として活用された。

この廃材から製作された新たなアルミサッシは、現在新築工事が進む同社筑波技術研究所の(仮称)構造材料棟のカーテンウォールへと生まれ変わる。


また、(仮称)構造材料棟のその他のアルミサッシには、LIXILが開発した100%リサイクルアルミを使用するアルミ形材「PremiAL R100」が採用される。

全工程で一貫したトレーサビリティを確保


旧建物で発生したアルミサッシ廃材について、運搬、選別、溶解、鋳造、そしてサッシ製造に至るまでの全工程で、一貫したトレーサビリティが確保されている。

廃材が新たな建材へと生まれ変わるまでの流れを一貫して追跡できる点が、本モデルの特徴といえる。

サーキュラーエコノミーと脱炭素社会の実現に貢献


近年、サーキュラーエコノミー推進の観点から、建築プロジェクトにおける資源循環の重要性が高まっている。

アルミ製品の製造に必要な新地金は100%を輸入に依存しているため、リサイクルアルミを使用した建材の利用拡大は急務となっている。

また、アルミの主要原料であるボーキサイトは、その精錬工程で大量の電力を使用するため、アルミリサイクルの推進は脱炭素社会の実現にも大きく貢献する。

本取り組みは、建築物における資源循環の推進策としての活用が期待されるとともに、思い入れのある建物の建て替えを計画する顧客ニーズにも応える事例だ。






WRITTEN by

デジコン編集部

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