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デジコン編集部 2026.7.15

大林組が海外初となる低炭素コンクリート「クリーンクリート」のインドネシア供給体制を確立。現地材料でセメント混合割合30%未満・CO2排出量60%以上削減

CONTENTS
  1. インドネシアの生コン大手PBIと連携。現地調達可能な材料でセメント混合割合30%未満を実現しCO2排出量60%以上削減
  2. データセンター建設工事の仮設建物基礎で試験施工に成功。海外の脱炭素ニーズに応える現地供給体制の拡大へ
大林組は2026年7月15日、低炭素型のコンクリート「クリーンクリート®」について、インドネシア国内の供給体制を確立し試験施工に成功したと発表した。

クリーンクリートの海外展開は今回が初めての事例となる。

インドネシアの生コン大手PBIと連携。現地調達可能な材料でセメント混合割合30%未満を実現しCO2排出量60%以上削減


インドネシアの生コンクリート製造大手Pionirbeton Industri(PBI)と連携し、クリーンクリート適用に向けた各種試験を実施した。

現地で調達可能な材料を用いて日本国内と同様にセメント混合割合を30%未満に抑えつつ、施工条件に適合した配合を確立し、従来のコンクリートと比較してCO2排出量を60%以上削減できるクリーンクリートの現地製造を実現した。



海外では使用材料の性能や品質規格・気候条件などが日本とは異なるため国内で確立した材料配合や品質管理手法をそのまま適用することは難しかったが、強度発現・施工性・経済性を確保しながら低炭素化との両立に成功した点が最大の成果だ。

データセンター建設工事の仮設建物基礎で試験施工に成功。海外の脱炭素ニーズに応える現地供給体制の拡大へ


試験施工はインドネシアのデータセンター建設工事において、仮設建物の基礎にクリーンクリートを適用する形で実施した。PBIの生コン工場で製造したクリーンクリートを現場まで運搬しコンクリートポンプ車で打設した結果、施工性に問題はなく仕上がり面にもひび割れなどの不具合は見られず、良好な品質で施工可能なことを確認した。


今後は本取り組みで得られた知見を基に現地条件に適合した配合・施工条件の最適化を進め、データセンター建設工事をはじめ同国の建設工事において適用拡大を目指す。

大林組は各国・地域に適したクリーンクリートの供給体制構築を進め、海外の建設段階の脱炭素ニーズに応えていく方針だ。

クリーンクリートはセメントの大部分を高炉スラグ微粉末などの産業副産物に置き換えることでCO2排出量を大幅に削減できるコンクリートで、2025年度までの国内適用実績は47.9万㎥に達している。







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デジコン編集部

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