戸田建設は、IDEC ALPS Technologiesおよびエムケーエンジニアリングの協力のもと、山岳トンネルの覆工コンクリート施工管理を省力化・高度化するミリ波レーダーによる巻立空間計測システム「マキタテミエルカ™」を開発した。
移動式型枠であるセントルと吹付けコンクリートとの間隔(巻立空間)を検尺ロッドで人手計測していた作業を自動化し、表示・記録するシステムだ。
新名神高速道路 宇治田原トンネル東工事(発注者:西日本高速道路)で有効性の検証を実施した。
一般的なレーザー距離計では手前にたるみを持って張られた防水シートを検知してしまい、その背面の吹付けコンクリートまでの距離計測が困難だった。
本システムは降雨時や粉塵環境下でも用いられる透過性の強いミリ波レーダーを活用することで、防水シート・不織布を透過して背面の吹付けコンクリートまでの距離を計測可能にした。

セントルにミリ波が透過するFRP製スキンプレートを使用している場合はスキンプレートを加工せずに計測できる。
従来は端部と中間部の検査窓がある断面で7〜11箇所を手作業で計測していたが、本システムでは検査窓のない任意の箇所にミリ波レーダーを設置して巻立空間を計測できるため、覆工全体の網羅的な出来形把握が可能になった。
計測結果はタブレット等の表示器で確認でき、データとして記録もできる。
新名神高速道路宇治田原トンネル東工事での実証では、セントル仮置き時とコンクリート打設前のセントル設置時に一連の動作を検証。
ミリ波レーダーによる計測結果は検尺ロッドの計測結果と概ね一致し、防水シートを透過して吹付けコンクリートまでの距離を正確に測定できることを確認した。
鉄筋の配置状況・湧水など現場特有の環境要因が計測に与える影響についてもデータを収集した。
今後はミリ波レーダー設置位置を微調整して鉄筋の影響を避ける治具の採用、一般的なスチール製スキンプレートセントルへの対応拡大を進める。
参考・画像元:戸田建設株式会社 プレスリリースより
移動式型枠であるセントルと吹付けコンクリートとの間隔(巻立空間)を検尺ロッドで人手計測していた作業を自動化し、表示・記録するシステムだ。
新名神高速道路 宇治田原トンネル東工事(発注者:西日本高速道路)で有効性の検証を実施した。
防水シートで見えない吹付コンクリート面までミリ波レーダーが透過計測。任意箇所での面的な出来形把握が可能に
一般的なレーザー距離計では手前にたるみを持って張られた防水シートを検知してしまい、その背面の吹付けコンクリートまでの距離計測が困難だった。
本システムは降雨時や粉塵環境下でも用いられる透過性の強いミリ波レーダーを活用することで、防水シート・不織布を透過して背面の吹付けコンクリートまでの距離を計測可能にした。

セントルにミリ波が透過するFRP製スキンプレートを使用している場合はスキンプレートを加工せずに計測できる。
従来は端部と中間部の検査窓がある断面で7〜11箇所を手作業で計測していたが、本システムでは検査窓のない任意の箇所にミリ波レーダーを設置して巻立空間を計測できるため、覆工全体の網羅的な出来形把握が可能になった。
計測結果はタブレット等の表示器で確認でき、データとして記録もできる。
検尺ロッドと同等精度を実証。打設量管理・セントル衝突防止監視への拡張も視野
新名神高速道路宇治田原トンネル東工事での実証では、セントル仮置き時とコンクリート打設前のセントル設置時に一連の動作を検証。
ミリ波レーダーによる計測結果は検尺ロッドの計測結果と概ね一致し、防水シートを透過して吹付けコンクリートまでの距離を正確に測定できることを確認した。
鉄筋の配置状況・湧水など現場特有の環境要因が計測に与える影響についてもデータを収集した。
今後はミリ波レーダー設置位置を微調整して鉄筋の影響を避ける治具の採用、一般的なスチール製スキンプレートセントルへの対応拡大を進める。
参考・画像元:戸田建設株式会社 プレスリリースより
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