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デジコン編集部 2026.6.26

切羽天端45度ライン外から装薬・重機入替不要でサイクルタイム短縮。鹿島が山岳トンネル「遠隔爆薬装填法」を開発し岐阜の現場で適用

CONTENTS
  1. ジャンボに後付けした装填治具でエア圧送。切羽天端45度ライン外の安全な位置から1孔1分で装薬完了
  2. A⁴CSEL for Tunnelの6ステップ自動化に向けた重要な一手。国内トンネル現場への積極展開へ
鹿島建設は、山岳トンネル工事の自動化施工システム「A⁴CSEL for Tunnel」の6ステップのうち「②装薬」工程について、安全性と生産性を大幅に向上させる「遠隔爆薬装填法」を新たに開発し、岐阜県下呂市の国道41号門原1号トンネル工事(国土交通省中部地方整備局発注)に適用した。

ジャンボに後付けした装填治具でエア圧送。切羽天端45度ライン外の安全な位置から1孔1分で装薬完了


新工法の仕組みはシンプルで、穿孔完了後のドリルジャンボ(ジャンボ)に装填パイプ・装填ホース・親ダイ装填治具の一式を後付けで設置し、まず有線雷管を内包した親ダイをエア圧送、次に発破威力を高める粉体爆薬(増ダイ)をエア圧送することで遠隔装填が完了する。



作業員は切羽天端から45度のライン外の安全が確保された位置から操作を行うため、肌落ちリスクから根本的に切り離される。特殊な機械・装置は一切不要で汎用の粉体爆薬・装填機を使用するため現場導入コストも抑えられる。


1孔あたりの装薬時間は従来の技能者による切羽近傍での作業と同等の1分程度であることを現場で確認しており、ジャンボへの後付け設置のため専用装填台車への入替作業が不要になることでサイクルタイムの向上も実現する。

A⁴CSEL for Tunnelの6ステップ自動化に向けた重要な一手。国内トンネル現場への積極展開へ


鹿島はA⁴CSEL for Tunnelとして①穿孔②装薬③ずり出し④アタリ取り⑤吹付け⑥ロックボルト打設の6工程の自動化を進めており、今回の遠隔爆薬装填法の現場適用はその②に相当する。今後は国内の山岳トンネル工事へ積極的に普及展開する方針だ。





WRITTEN by

デジコン編集部

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