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デジコン編集部 2026.6.1

行政通知の5万倍速・投稿から5秒でクマ情報を全員のスマホへ。秋田発「クマップ」が秋田市で実証実験を開始

CONTENTS
  1. 自治体オープンデータ自動収集・市民投稿×AIスコアリング・カメラ連携の「発見の3柱」で情報一元化
  2. 「クマに6回遭遇した」大学生が創業。年間約200億円の野生動物被害をデジタルで解決へ
BearBell(秋田県秋田市)は2026年6月1日から30日まで、野生動物の目撃情報をリアルタイムで広域共有するシステム「クマップ」の実証実験を秋田市において開始した。

地域住民・国際教養大学関係団体・行政関係者を含む約50名が参加し、従来の行政通知(平均3日)を投稿から5秒以内に通知する設計値の実環境での検証と、住民の行動変容効果を測定する。

自治体オープンデータ自動収集・市民投稿×AIスコアリング・カメラ連携の「発見の3柱」で情報一元化


クマップの核心は3つの情報収集チャネルだ。全国約1,700自治体のオープンデータを自動収集・統合する「トップダウン」、市民投稿をAI信頼度スコアリングで評価する「ボトムアップ」、既設防犯カメラ・サーモグラフィと画像認識AIを連携する「オートメーション」の3チャネルを組み合わせ、分断されてきた獣害情報を一元化する。

今回の実証では「全国自治体オープンデータの自動収集(トップダウン)」と「市民投稿×AI信頼度スコアリング(ボトムアップ)」を対象に通知速度・複数チャネルの連動・行動変容・アプリ品質の4点を検証する。




画像認識APIとカメラシステムとの連携基盤構築およびUI/UXデザインはグロースエクスパートナーズ株式会社(東証グロース市場上場)が技術参画して担当する。

「クマに6回遭遇した」大学生が創業。年間約200億円の野生動物被害をデジタルで解決へ


BearBell代表の服部悠大氏は国際教養大学4年生で、人生で6回クマに遭遇し2回は生命の危機を感じた自身の体験を原点に2026年1月に創業した。

野生動物被害は全国で年間約200億円(農林水産省推計)に達しており、建設・林業・農業現場でのクマや大型動物との遭遇リスクも深刻だ。実証の結果を踏まえ、全国1,700以上の自治体への横展開および電力・鉄道・物流・建設分野への法人向けサービス展開も視野に入れている。




WRITTEN by

デジコン編集部

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