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デジコン編集部 2026.5.25

撮影ロボット×AIでグリーンカットの良否を面的に自動判定。前田建設工業が「グリーンカットAI判定システム」を開発

CONTENTS
  1. 遮光シート付きロボットが均一条件で撮影。水たまりへの重み付けで湿潤環境でも正確判定
  2. AIによる打継面品質の面的管理・客観的可視化を実証。作業から判定まで全自動化を目指す
前田建設工業は、ダム工事のコンクリート打継工程における「グリーンカット作業」の仕上がりをAIで客観的に判定する「グリーンカットAI判定システム」および専用の撮影用ロボットを開発した。

1月に発表した自動グリーンカットマシンに続く取り組みで、グリーンカット工程の「作業から品質判定まで一連を自動化する」システムの実現に向けた次のステップとなる。

遮光シート付きロボットが均一条件で撮影。水たまりへの重み付けで湿潤環境でも正確判定


グリーンカットはダムのコンクリート打継面の脆弱なレイタンス層を除去する工程で、打継部の強度・耐久性に直結する重要作業だが、良否判定は従来すべて熟練技術者の目視に依存していた。


開発した撮影ロボットはGNSS・WEBカメラ・遮光シートを搭載し、水面からの太陽光反射やロボット自身の影の映り込みを抑制した均一な撮影条件を確保する。


事前設定したルートを自動走行する「自動撮影モード」とタブレットで操作する「遠隔撮影モード」の2種類を切り替えて使用できる。

撮影した画像はAIが解析してグリーンカットの良否を自動判定し、湿潤現場特有の水たまり部分については周辺の判定結果を考慮した重み付け処理で精度を維持する設計だ。

AIによる打継面品質の面的管理・客観的可視化を実証。作業から判定まで全自動化を目指す


今回の開発検証ではロボットによる安定撮影手法の確立・AIによる打継面品質の面的管理の実現・良否判定の客観的可視化の3点を確認した。


今後は自動グリーンカットマシンと本判定システムを統合し、グリーンカット作業から品質判定までを一連で自動化するシステムの実現を目指す。








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デジコン編集部

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