ツール紹介
デジコン編集部 2026.5.4

6名・30分で設営完了・放射冷却膜材でテント内温度上昇を抑制。太陽工業×日赤災害救護研が次世代型災害対応テント「GREEN FLEX」を5月より販売開始

CONTENTS
  1. レール式フレームと色ラベル・スライドロックで熟練者不要。6名・約30分で幅6mの大型テント設営が完了
  2. SPACECOOL社の放射冷却フィルム応用膜材「REI KEEP」で外部エネルギーなしに温度上昇を抑制。寒冷地対応の膜材交換も可能
太陽工業(大阪府大阪市)は、日本赤十字看護大学附属災害救護研究所と共同で開発した次世代型テント「GREEN FLEX(グリーンフレックス)」を2026年5月より国・自治体・消防・自衛隊・医療機関向けに販売開始すると発表した。

東京ドームの膜屋根施工など膜構造技術で世界的な実績を持つ太陽工業と、日本赤十字社の国内外における災害救護の知見を持つ日赤災害救護研が2021年から共同開発を進めてきた製品で、設営の省人化・短時間化と過酷な環境下での快適性向上を両立した。

レール式フレームと色ラベル・スライドロックで熟練者不要。6名・約30分で幅6mの大型テント設営が完了


GREEN FLEXの核心は「レール式フレーム」だ。膜屋根をレールに差し込むだけでテントが完成する構造で、部材の間違いを防ぐ色ラベルと工具不要のスライドロック方式を採用したことにより、専門的な訓練なしでも誰でも組み立てが可能になった。

従来の大型テントは熟練者を含む多人数の人員と長時間の設営作業が必要だったが、GREEN FLEXは6名・約30分での設営を実現し、必要人員を従来の半数以下に削減した。

テントは幅6mで医療拠点としても機能する大型空間を確保し、奥行きを2m単位でフレキシブルに拡張できる設計だ。

SPACECOOL社の放射冷却フィルム応用膜材「REI KEEP」で外部エネルギーなしに温度上昇を抑制。寒冷地対応の膜材交換も可能


室内環境の確保に採用したのがSPACECOOL社の放射冷却性能を持つ光学フィルムを活用したカンボウプラス製膜材「REI KEEP」で、外部エネルギーなしで高温環境下のテント内温度上昇を抑える効果を実証済みだ。


膜材は用途・季節に応じて交換でき、保温性能の高い膜材に替えることで寒冷地にも対応できる。

将来的には膜屋根への太陽光発電モジュール搭載による電源不要の冷却装置稼働も視野に入れている。






WRITTEN by

デジコン編集部

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