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デジコン編集部 2026.4.23

大林組・鹿島・清水・大成・首都高・JR東日本と東京大学が建設用3Dプリンタ研究の社会連携講座を共同開設。設計・施工・標準化を一体推進

CONTENTS
  1. 複雑形状の構築・省人化・工期短縮・環境負荷低減に有効な3Dプリンティング技術を土木構造物に社会実装へ
  2. ゼネコン大手4社・首都高・JR東日本という需要側と供給側が揃った産学連携体制が特徴
東京大学大学院工学系研究科と大林組・鹿島建設・清水建設・首都高速道路・大成建設・東日本旅客鉄道の民間企業6社は、社会連携講座「建設用3Dプリンタによるコンクリート構造の革新」を共同で開設した。

設置期間は2026年4月1日〜2029年3月31日の3年間で、代表教員は東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻の石田哲也教授が務める。

複雑形状の構築・省人化・工期短縮・環境負荷低減に有効な3Dプリンティング技術を土木構造物に社会実装へ


建設用3Dプリンティング技術は世界各地で橋梁や住宅等の実構造物に応用が加速しており、日本国内でも土木構造物の埋設型枠等への適用事例が増えつつある。

本講座では3Dプリンタに適合する材料特性・装置仕様・施工プロセスを体系的に整理・標準化し、技術的優位性が発揮できる適用分野や構造形式を抽出するとともに、合理的な構造設計法と施工方法を検討して知見を体系化する。

工事発注の体系化を通じた土木構造物への社会実装促進に加え、品質確保・技術供給基盤の整備・資格制度・人材育成等の制度面の整備にも取り組む方針で、技術開発ロードマップの策定と技術政策への提言も行う。

ゼネコン大手4社・首都高・JR東日本という需要側と供給側が揃った産学連携体制が特徴


本講座の参加企業は土木建築の需要側となる首都高速道路・JR東日本と、施工を担うゼネコン大手4社(大林組・鹿島建設・清水建設・大成建設)が揃っており、設計・施工から発注・運用まで一気通貫した視点での標準化・社会実装研究が可能な体制となっている。

開設記念シンポジウムは2026年5月28日(木)13時30分〜17時、東京大学伊藤謝恩ホールで一般公開の形式で開催される。






WRITTEN by

デジコン編集部

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