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デジコン編集部 2026.4.23

ボタン1つでセントルを自動据え付け・コンクリート打設も自動制御。大林組が山岳トンネル覆工作業を自動化し作業員を5〜6人から3人へ半減

CONTENTS
  1. ボタン1操作でセントルを自動位置決め。打設・締固めも自動制御で鋼製配管切り替え作業が不要に
  2. 省人化だけでなく品質・安全性も同時に向上。熟練度に依存しない覆工品質の確保へ
大林組は、東日本高速道路発注の磐越自動車道・宝珠山トンネルの建設において「セントル全自動セットシステム」と「覆工コンクリート自動打設締固めシステム」の2つを同時適用し、従来5〜6人を要していた山岳トンネルの覆工コンクリート作業を3人で実施することに成功した。

ボタン1操作でセントルを自動位置決め。打設・締固めも自動制御で鋼製配管切り替え作業が不要に


セントル全自動セットシステムは、ボタン1操作でセントル(移動式型枠)を所定の正しい位置に自動移動・据え付けするシステムで、操作・監視は技能労働者1人で対応できる。


これにより脱型からセットまでの一連の作業が技能労働者3人で実施可能になった。

覆工コンクリート自動打設締固めシステムは、従来手動で行っていた鋼製配管の切り替え作業を不要とし、コンクリートの打ち込みや型枠バイブレータの作動などを自動制御する。

打設・締固め作業はボタン操作と監視を行う技能労働者2人で対応可能で、打設準備から打設・片付けまでの一連の作業が技能労働者3人で実施できるようになった。


省人化だけでなく品質・安全性も同時に向上。熟練度に依存しない覆工品質の確保へ


2システムの導入効果は省人化にとどまらない。

狭い空間での人力作業削減による安全性向上、出来形計測・挙動監視機能によるコンクリート不具合の防止、コールドジョイント発生リスクの低減、打ち込み高さや型枠バイブレータ振動時間の自動制御による品質確保など、複合的な効果が期待される。






WRITTEN by

デジコン編集部

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