ツール紹介
デジコン編集部 2026.4.15

カメラを持って歩くだけで安全指摘・工程管理・品質検査・施工記録を自動化。Zen Intelligenceが建設特化フィジカルAI「zenshot AI」を提供開始

CONTENTS
  1. 安全指摘・工程進捗・品質検査・施工管理記録の4機能を自動化。経験の浅い現場監督でも一定水準の管理品質を実現
  2. 物理空間を空間として理解するVLMをGENIACで開発。現場の「位置・構造・文脈」まで把握
Zen Intelligence株式会社は、建設現場でカメラを持って歩いて撮影するだけで施工管理業務の一部を自動化するフィジカルAI Agent「zenshot AI」の提供を開始した。

経済産業省・NEDOが推進する生成AI基盤モデル開発支援プロジェクト「GENIAC」で採択・開発した建設特化型VLM(Vision-Language Model)の成果を活用しており、単なる画像認識にとどまらず位置情報・図面との対応関係・過去撮影との連続性を踏まえて現場空間を立体的に理解することを特長とする。

安全指摘・工程進捗・品質検査・施工管理記録の4機能を自動化。経験の浅い現場監督でも一定水準の管理品質を実現


zenshot AIが対応する主要機能は4つだ。「安全指摘」では現場全体の状況をAIがチェックし危険箇所や安全措置不備の指摘を自動生成する。

「工程進捗」では現場の時系列変化をAIが理解して工程管理に活用する。


「品質検査」では設計図面から検査対象箇所をAIが抽出し検査基準と現場データを照合することで検査を自動化する。

「施工管理記録」では現場全体の日々の施工状況と設計図面をAIが読み込み、施工管理記録写真を自動抽出する。

従来は熟練現場監督の経験と知見に依存していたこれらの確認・判断・記録業務の一部をAIが担うことで、経験の浅い監督でも一定水準の管理品質を維持できる環境の構築を目指す。

物理空間を空間として理解するVLMをGENIACで開発。現場の「位置・構造・文脈」まで把握


本サービスの中核技術は、GENIACで開発した建設現場特化型VLM(視覚言語モデル/は、画像や動画の「視覚情報」と「テキスト」を同時に理解・処理するAI技術)だ。


建設現場の空間・物体・意味情報を時系列で統合したマルチモーダルな現場データを基盤とすることで、画像内の物体認識だけでなく、現場全体を空間として捉え位置関係・空間構造・図面対応・過去との連続性を踏まえた状況理解と施工管理判断につながる情報処理を可能にしている。











WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

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