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デジコン編集部 2026.4.27

エルコム、後付け可能な遠赤外線融雪装置「TOKERUMO」がNETISに登録。冬期施工の雪待ち・除雪負担を解消へ

CONTENTS
  1. 埋設不要の「地上設置型」で、雪でも工程を止めない
  2. 移設・再利用が可能で、レンタル建機としても最適
エルコム(北海道札幌市)は、後付け・非埋設で設置可能な遠赤外線融雪装置「TOKERUMO(解けルモ)」が、国土交通省の「新技術情報提供システム(NETIS)」に登録されたと発表した。(NETIS登録番号:HR-250018-A)

仮設現場や既存設備への後付け導入を容易にし、冬季における公共工事の安全性向上や工期短縮、環境負荷の軽減に貢献する。

埋設不要の「地上設置型」で、雪でも工程を止めない


従来の融雪設備であるロードヒーティングなどは地中への埋設工事が必要であり、仮設の建設現場への導入は非現実的だった。

また、降雪のたびに人力での除雪や雪待ちが発生し、冬期施工における工期遅れや作業員の負担が大きな課題となっていた。

今回NETISに登録された「TOKERUMO」は、大がかりな工事が不要な「地上設置型」であることが最大の特長だ。


建設現場で一般的な単相200V電源に対応し、設置後すぐに運用を開始できる。降雪センサーとの連動による自動融雪機能を備えており、カーボンランプを用いた遠赤外線技術で効率的に雪を溶かすため、作業員を除雪作業から解放し、施工管理の効率化を力強く後押しする。

移設・再利用が可能で、レンタル建機としても最適


本装置は簡単に取り外しや移設ができるため、現場の工程や仮設階段の位置などの環境変化に合わせて、柔軟に配置を変更できる点も大きなメリットだ。

工期が終了した後は別の現場へ持ち込んで再利用できるため、遊休資産にならずコストパフォーマンスに優れている。

建機レンタル会社での取り扱いにも適した設計となっており、短期工事や季節限定の現場においても無駄のない導入が可能だ。

同社は今後、NETIS登録を機に公共工事や全国の建設現場への展開を加速させ、冬季の建設業界が抱える積年の課題解決を図っていく構えだ。







WRITTEN by

デジコン編集部

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