ニュース
デジコン編集部 2026.4.27

3Dモデル上の点をタップするだけで数千枚の写真から最適な一枚を自動特定。natが「Scanat」に位置連動型写真検索機能を追加

CONTENTS
  1. 適合度・距離・角度を複合評価する独自アルゴリズムで「最もよく写した写真」を優先表示
  2. 現地調査を「2〜3名・1〜3時間」から「1名・20分」に短縮。国交省モデル事業・インフラDX大賞も受賞
natは、3Dスキャンアプリ「Scanat」において、3Dモデル上の任意の点をクリック・長押しするだけで対応する現場写真を自動検索・表示する「位置連動型写真検索機能」をApp・Webで提供開始した。

日本発の3Dスキャンアプリとして初の機能実装(自社調べ)としており、現場1件あたり数百〜数千枚に及ぶ写真の中から目的の一枚を探し出す手作業のボトルネックを根本から解消する。

適合度・距離・角度を複合評価する独自アルゴリズムで「最もよく写した写真」を優先表示


機能の仕組みはシンプルで、ユーザーが3Dモデル上の気になる箇所をクリックすると、その位置が写り込んでいる写真が瞬時に一覧表示される。

表示される写真は適合度・距離・角度などの要素を複合的に評価した独自アルゴリズムで自動ランキングされるため、「この部分を一番よく写した写真」が人手を介さず先頭に表示される。


呼び出した写真にメモ・注記を追加してモデル内の特定位置に固定する機能や、外部への共有機能も備えており、現場確認から情報共有まで一気通貫で完結する設計だ。

現地調査を「2〜3名・1〜3時間」から「1名・20分」に短縮。国交省モデル事業・インフラDX大賞も受賞


Scanat導入による現地調査の省力化効果はすでに実証されており、従来は作業員2〜3名で1〜3時間要していた現地調査が1名で約20分に短縮される。

今回の位置連動型写真検索機能の追加により、帰社後の写真整理や再訪問による確認コストがさらに削減される。

Scanatは国土交通省「働き方改革の実現に向けた効率的な建設工事の促進事業」のモデル事業に2025年3月に採択されており、令和7年度インフラDX大賞スタートアップ賞も受賞している。



WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。