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デジコン編集部 2026.4.9

カゴに投げ入れるだけで自動カウント。清水建設とミルックスが仮設資材の検収作業を1日1時間短縮する「クランプカウンター」を開発

CONTENTS
  1. 1個1秒の短縮×1,800個で30分。転記30分との合計で1時間の作業時間削減を実現
  2. 既存製品の「上方向投入・スペース問題」を解消。全国13カ所の機材センターへ展開へ
清水建設とグループ企業の株式会社ミルックスは2026年3月31日、建設現場で使用する単管パイプの緊結金物(クランプ類)の仕分け・検収作業を大幅に効率化する「クランプカウンター」を開発した。

種類ごとの作業カートにクランプを投げ入れるだけで自動で数量がカウントされるシンプルな仕組みで、1日あたり平均1,800個を処理する機材センター作業者の計数作業とメモへの転記を丸ごと不要にする。

1個1秒の短縮×1,800個で30分。転記30分との合計で1時間の作業時間削減を実現


クランプカウンターの構成はシンプルで、小物が通過したことを検知する計測センサー・数量を算出する制御部・タッチパネル表示部の3点を作業カート上部に設置し、センサーのフレームをくぐった物体の数を自動カウントする。

外部データ送信機能も搭載しており、作業中に手書きでメモを取る必要がなくなる。

現状では作業者が品種識別・検品・計数・転記を同時進行で行うため計数ミスも多く、1日あたりの計数短縮(1,800個×1秒=30分)と転記時間の削減(約30分)を合わせると、1時間の作業時間短縮効果が期待できる。

既存製品の「上方向投入・スペース問題」を解消。全国13カ所の機材センターへ展開へ


市場には他社製の小物計数カウンターが存在するが、作業カート上部に設置して上方向に投入する方式のため腕が疲れやすく、広い作業スペースも必要になるという課題があった。

クランプカウンターは従来と同じ「カゴに投げ入れる」という自然な動作でカウントできるよう設計されており、複数のカートを並べて使用する従来の機材センターのレイアウトをそのまま活かせる。

ミルックスは北海道から九州まで全国13カ所の機材センターへのクランプカウンター導入を進めるとともに、外販にも対応していく方針だ。




WRITTEN by

デジコン編集部

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