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デジコン編集部 2026.3.23

iPhoneで撮った3Dデータをそのままマックで確認。マプリィが「mapry Mac版」をリリース

CONTENTS
  1. クラウド同期でファイル転送が不要に。iOSアプリのフォルダ構造もそのまま反映
  2. 今後は専用LiDARとの連携や解析機能の追加も予定
地理空間情報アプリプラットフォームを提供するマプリィ(兵庫県丹波市)は2026年3月23日、iOSアプリで取得した3D点群データをMac上で閲覧・管理できる点群ビューワー「mapry Mac版」をリリースした。

あわせて従来の「mapry PC版」を「mapry Windows版」へ名称変更している。

マプリィはこれまで、iPhoneやiPadで現場スキャンを行う「mapry林業」「mapry測量」といったiOSアプリを展開してきた。

現場ではiOSデバイスでデータを取得するユーザーが多い一方、確認・管理はWindowsアプリで行うしかなく、「Mac環境でもスムーズに使いたい」という要望が多く寄せられていた。今回のリリースはその声に応えた形だ。

クラウド同期でファイル転送が不要に。iOSアプリのフォルダ構造もそのまま反映


Mac版の最大の特徴は、iOSアプリとのシームレスな連携だ。

Apple IDまたはGoogleアカウントでサインインすると、「mapry林業」や「mapry測量」などのiOSアプリ内で作成したフォルダ(グループ)と点群データの管理構造が、そのままMac版に同期される。


現場でスキャンしたデータをクラウド経由で直接ダウンロード・表示できるため、USBケーブルでの転送やファイル変換といった手間は不要だ。

PLY・SCN形式の点群ファイルはドラッグ&ドロップで直接読み込めるほか、複数ファイルの同時表示にも対応している。

今後は専用LiDARとの連携や解析機能の追加も予定


初期リリース時点では閲覧・管理機能が中心だが、今後は機能拡張が計画されている。

マプリィ独自のハンディ型LiDAR「mapry LA01-2」や背負式LiDAR「mapry LA03-1」で取得した高精度・大容量の点群データへの対応や、Windows版で提供している面積計算・地形データ処理といった解析機能のMac版への実装を予定している。



測量・林業・建設・防災など幅広い分野でiPhoneとMacを組み合わせた点群活用が進むことで、現場と事務所のデータ連携がよりスムーズになりそうだ。


 
 





WRITTEN by

デジコン編集部

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