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壁を壊さずに通気層の水分を検知。大和ハウス工業が業界初の複層壁対応「壁スキャナ」を開発
大和ハウス工業は2026年3月19日、戸建住宅や賃貸住宅の複層壁における含水状態を非破壊で測定・可視化できる水分検査機「壁スキャナ」を開発したと発表した。
同社によると、通気層を含む複層壁の内部含水状態を測定できる水分検査機は業界初となる。
住宅診断(ホームインスペクション)において壁内の雨漏りや水分は重大な劣化要因だが、壁を壊さずに正確に確認することはこれまで難しかった。その課題を解消するのが今回の開発だ。
従来の簡易水分計は、電圧を利用して建材の誘電率から含水量を推定する仕組みだ。外壁材と構造材を直接貼り付ける「直張り工法」では有効に機能するが、両者の間に空気層を設ける「通気工法」では話が変わる。
空気の誘電率が非常に低いため、壁内が実際には濡れていても乾いていると誤判断されるケースがあった。

「壁スキャナ」はこの課題を電磁波で解決した。200MHzから4.2GHzの電磁波を壁内に照射し、建材が水分を含んだ際に生じる電磁波の変化を読み取ることで、空気層の影響を受けずに含水状態を推定できる。
壁厚200mmまでの通気層工法外壁に対応しており、含水率が高いエリアは画面上で赤色表示される仕組みだ。
「壁スキャナ」が担う役割は水分検知だけではない。金属探知や木材下地の探知機能も備えており、既存建物の耐震診断や基礎の鉄筋確認にも活用が期待できる。
重量3.8kgのハンディサイズで、構造用合板であれば含水率20%以上を赤色表示するなど、表示対象の部材や閾値を現場に応じて設定できる柔軟性も持つ。
大和ハウス工業は今後、グループ内での試験導入を経て顧客向けの定期検査に活用し、利便性の検証を進めていく方針だ。
同社によると、通気層を含む複層壁の内部含水状態を測定できる水分検査機は業界初となる。
住宅診断(ホームインスペクション)において壁内の雨漏りや水分は重大な劣化要因だが、壁を壊さずに正確に確認することはこれまで難しかった。その課題を解消するのが今回の開発だ。
通気工法の「空気層」が誤検知を招く課題を電磁波で克服
従来の簡易水分計は、電圧を利用して建材の誘電率から含水量を推定する仕組みだ。外壁材と構造材を直接貼り付ける「直張り工法」では有効に機能するが、両者の間に空気層を設ける「通気工法」では話が変わる。
空気の誘電率が非常に低いため、壁内が実際には濡れていても乾いていると誤判断されるケースがあった。

「壁スキャナ」はこの課題を電磁波で解決した。200MHzから4.2GHzの電磁波を壁内に照射し、建材が水分を含んだ際に生じる電磁波の変化を読み取ることで、空気層の影響を受けずに含水状態を推定できる。
壁厚200mmまでの通気層工法外壁に対応しており、含水率が高いエリアは画面上で赤色表示される仕組みだ。
含水率の検知にとどまらず、金属・木材下地の探知にも対応
「壁スキャナ」が担う役割は水分検知だけではない。金属探知や木材下地の探知機能も備えており、既存建物の耐震診断や基礎の鉄筋確認にも活用が期待できる。
重量3.8kgのハンディサイズで、構造用合板であれば含水率20%以上を赤色表示するなど、表示対象の部材や閾値を現場に応じて設定できる柔軟性も持つ。
大和ハウス工業は今後、グループ内での試験導入を経て顧客向けの定期検査に活用し、利便性の検証を進めていく方針だ。
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