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デジコン編集部 2026.3.18

大成建設が仮設事務所を刷新。「ウエルネス作業所」を全国展開へ

CONTENTS
  1. 土足禁止・自然光・木目調デザイン。快適さの基準を標準化
  2. 建設業のイメージ刷新へ。現場環境の整備が採用競争力にもつながる
大成建設は2026年3月、全国の仮設現場事務所を順次「ウエルネス作業所」として展開していくことを発表した。

独自のガイドラインを策定し、2025年8月より全国での本格運用をすでに開始している。

建設現場の仮設事務所といえば、快適さとは縁遠いイメージが根強い。

そうした従来の常識を変えようという取り組みだ。ワークプレイスデザインの先進的手法を取り入れ、現場で働く社員や技能者の心身の健康に配慮した環境を整備することで、生産性の向上とエンゲージメントの向上を図る。

土足禁止・自然光・木目調デザイン。快適さの基準を標準化


「ウエルネス作業所計画ガイドライン」では、全国の現場で同じ水準の快適性と品質が確保できるよう、空間構成や設備、デザイン要素を標準化している。

具体的な仕様として、内部階段の設置と「土足禁止」運用による清潔な動線の確保、ポリカーボネート外壁による自然光の取り込みで明るい執務空間を実現。

トイレや更衣室など衛生空間の刷新に加え、サインデザインや家具を木目調に統一し、屋外打合せスペースの導入や緑化による開放的な環境づくりも盛り込んでいる。

配属先や地域に関わらず、どの現場でも同じ環境で働ける体制を整えることが狙いだ。

建設業のイメージ刷新へ。現場環境の整備が採用競争力にもつながる


背景にあるのは、建設業が長年抱えてきた「現場環境の劣悪さ」というイメージへの課題意識だ。

担い手不足が深刻化する中、若手人材の確保と定着には処遇改善だけでなく、日々の働く環境そのものの質を高めることが欠かせない。

大成建設はこの取り組みを企業風土改革の一環と位置づけており、建設業の持続的な発展と産業全体の魅力向上につなげる姿勢を打ち出している。




WRITTEN by

デジコン編集部

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