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デジコン編集部 2026.3.5

名古屋のUNAIIT社、安全管理をAIとの対話で深堀りする「KY Talk」を本格展開。東急建設などで導入

CONTENTS
  1. 作業名や写真から、過去の災害教訓を瞬時に引き出す
  2. 「AIとの対話」が若手の安全意識を変える
株式会社UNAIIT(愛知県名古屋市)は2026年3月4日、建設現場の過去の災害事例をAIと対話しながら検索できるチャットボット「KY Talk(キートーク)」の本格展開に向け、同名称の商標登録を完了したと発表した。

形骸化しがちなKY(危険予知)活動において、AIが具体的な事故事例と対策を提示することで、現場の安全意識をアップデートする。

作業名や写真から、過去の災害教訓を瞬時に引き出す


建設現場のKY活動において、過去の膨大な災害教訓が分散しており、現場で危険の具体的なイメージが共有されにくいという課題が指摘されてきた。


(作業名・写真から災害事例を検索)

(チャット形式で深掘りできる)


「KY Talk」は、「足場の解体」「高所作業」といった作業名や、現場の写真をチャットに入力するだけで、厚生労働省の公開データ(労働災害事例集)や各社独自の過去データから関連する災害事例をAIが探し出す。

引用元を明示しながら、当時の事故概要や注意すべきポイントを整理して提示する仕組み(RAG機能)を備えている。

「AIとの対話」が若手の安全意識を変える


本サービスの特徴は、単なる一方通行の検索システムではなく、「他の事例も出して」「特に注意すべき点は?」といったチャット形式での深掘りが可能な点にある。

先行して東急建設や東洋建設などで導入されており、現場からは「作業前に具体的な災害イメージを共有しやすくなった」「若手社員が自ら災害事例を確認するようになった」といった成果が報告されている。

今後は自社固有の災害データの連携支援などをさらに拡充し、現場の安全教育を高度化していく構えだ。






WRITTEN by

デジコン編集部

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