大成建設と大成ロテックは2026年2月、埼玉県幸手市において次世代技術研究所「T-FIELD/SATTE」の本格運用を開始したと発表した。
日本初となる「ゼロカーボンビル」を核とした本施設は、建設および道路分野における脱炭素技術の研究・開発から実証、社会実装までを一貫して行うための戦略的拠点となる。
本施設の中核となる管理研究棟は、大成建設独自の評価指標「T-ZCB(Taisei Zero Carbon Building)」に基づき設計されている。

4階建ての上層2層を木造化し、CO2を吸着・固定する環境配慮コンクリート「T-eConcrete®/Carbon-Recycle」や、解体建物の鉄骨を再生した「T-ニアゼロスチール」などの最先端材料をふんだんに採用。
さらに、太陽光発電や地域内での資源循環(サーキュラーエコノミー)を組み合わせることで、建設から解体までの60年間で排出されるCO2を実質ゼロにするだけでなく、101%削減(カーボンネガティブ)する計画だ。
敷地内には、道路インフラの長寿命化に向けた大規模な実験設備も導入された。

両社は本施設をオープンな研究拠点と位置づけ、自治体や他企業とも連携しながら、持続可能なインフラ構築に向けた技術革新を加速させる方針だ。
日本初となる「ゼロカーボンビル」を核とした本施設は、建設および道路分野における脱炭素技術の研究・開発から実証、社会実装までを一貫して行うための戦略的拠点となる。
ライフサイクル全体でCO2「マイナス」へ
本施設の中核となる管理研究棟は、大成建設独自の評価指標「T-ZCB(Taisei Zero Carbon Building)」に基づき設計されている。

4階建ての上層2層を木造化し、CO2を吸着・固定する環境配慮コンクリート「T-eConcrete®/Carbon-Recycle」や、解体建物の鉄骨を再生した「T-ニアゼロスチール」などの最先端材料をふんだんに採用。
さらに、太陽光発電や地域内での資源循環(サーキュラーエコノミー)を組み合わせることで、建設から解体までの60年間で排出されるCO2を実質ゼロにするだけでなく、101%削減(カーボンネガティブ)する計画だ。
「道路の寿命」を延ばす巨大実験場
敷地内には、道路インフラの長寿命化に向けた大規模な実験設備も導入された。

- 道路床版のラボ: 実物大の道路橋床版に対し、車両走行を模した20万回〜100万回以上の繰り返し負荷をかける「輪荷重試験機」を設置。コンクリート床版の耐久性を定量的に評価する。
- 一気通貫の開発体制: コンクリートやアスファルトの「製造ラボ」と、実際に施工できる「道のテストフィールド」を併設。材料の開発から製造、施工実証までを同一敷地内で完結させることで、新技術の検証スピードを劇的に高める。
両社は本施設をオープンな研究拠点と位置づけ、自治体や他企業とも連携しながら、持続可能なインフラ構築に向けた技術革新を加速させる方針だ。
WRITTEN by