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デジコン編集部 2026.2.3

ブルーイノベーション、栃木県野木町の下水道調査で工期を3日短縮。ドローン「ELIOS 3」を活用

CONTENTS
  1. 5日かかる仕事を2日で完了
  2. 老朽化インフラの「切り札」に
ブルーイノベーションは2026年1月、栃木県野木町における下水道管路の調査において、屋内点検用ドローン「ELIOS 3」を活用し、従来の人力調査と比較して工期を3日間短縮することに成功したと発表した。

本調査は、国土交通省の「下水道管路の全国特別重点調査」に基づき、施工から30年以上経過した管路約3kmを対象に実施されたもので、人力に頼らない安全かつ迅速なインフラ点検を実現した事例となる。

5日かかる仕事を2日で完了


今回の調査対象は、施工後30年以上が経過した管径2m以上の下水道管路。


通常、人力で調査を行う場合は1日あたり約600mの進捗が限界で、全体で約5日間を要する見込みだった。しかし、ドローン「ELIOS 3」を活用することで同区間をわずか2日間で完了させ、工期を約6割削減した。

また、作業員が管内に入らず地上から操縦するため、酸欠や有毒ガスのリスクを排除できるほか、作業時間の短縮に伴い交通規制の時間も削減できるというメリットも確認された。

老朽化インフラの「切り札」に


埼玉県八潮市の道路陥没事故から1年が経過し、老朽化した下水道管の点検は全国的な急務となっている。野木町でも施工から50年以上経過した管路が存在し、対策が求められていた。

ELIOS 3は、暗所やGPSの届かない環境でも安定飛行が可能で、LiDARセンサーによる3Dデータ化も行える。

これにより、平面映像では分かりにくい管路のゆがみやたるみも客観的に記録でき、点検品質の標準化にも貢献する。







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デジコン編集部

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