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デジコン編集部 2026.2.2

清水建設とリコー、AIとデジタルツインで発電所等のひび割れ点検を効率化。3次元空間で自動管理

CONTENTS
  1. 「現場に行かず」に詳細把握、アナログ作業を削減
  2. 「ひび割れの成長」も自動判定へ
清水建設、リコー、リコージャパンの3社は2026年1月28日、発電所などの重要インフラ施設を対象に、AIとデジタルツインを活用した「コンクリート構造物のひび割れ点検システム」を構築したと発表した。


現地で撮影した画像からAIがひび割れを自動検出し、施設を再現した3次元デジタル空間(デジタルツイン)上に位置情報とともに自動反映させることで、点検業務の大幅な効率化を実現する。

「現場に行かず」に詳細把握、アナログ作業を削減


広大な発電所などの点検において、従来は作業員が現地で目視確認・計測・手書きスケッチを行うなど、多大な労力と時間を要していた。

今回開発されたシステムでは、リコーグループの「RICOH Digital Twin Workplace」を活用。以下のフローで業務を変革する。


  • 3次元化: 建物全体を撮影し、デジタル空間上に3次元モデルを作成。
  • AI自動配置: ひび割れ箇所の高解像度画像と、AI解析で生成したひび割れスケッチを、位置情報技術を用いて3次元モデル内の正確な位置に自動配置する。
  • 可視化・出力: 事務所にいながら、3D空間上でひび割れの長さ・幅・位置を詳細に確認できる。さらに、補修用図面やリストも自動生成可能。

「ひび割れの成長」も自動判定へ


今後は、定期点検時の画像データの差分から、ひび割れの経年変化や進行度合いをAIが自動判定する機能の実用化を目指す。

将来的には発電所だけでなく、一般建築や土木構造物へも対象を広げ、人手不足の解消とインフラ予防保全の標準技術として展開していく方針だ。



WRITTEN by

デジコン編集部

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