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デジコン編集部 2026.1.16

鴻池組、大阪・関西万博の解体現場で廃食油由来の「B100燃料」を本格導入。建設から解体までCNを実現

CONTENTS
  1. 建設から解体まで「一貫した」環境配慮
  2. 自社回収した「廃食油」を資源に
鴻池組は2026年1月9日、大阪・関西万博(2025年開催)のパビリオン解体工事現場において、自社で回収した廃食油を原料とするバイオディーゼル燃料「B100」を重機の燃料として本格導入したと発表した。

建設工事段階から行っていた環境配慮の取り組みを解体工事まで継続し、一貫したカーボンニュートラル(CN)施工の実現を目指す。

建設から解体まで「一貫した」環境配慮


今回の取り組みは、万博パビリオンの建設時からB100燃料の供給を行っていた富士興産株式会社からの提案を受け、実施されたものである。


通常、イベント終了後の解体工事においても重機稼働によるCO2排出は避けられないが、鴻池組はここで化石燃料ではなく、環境負荷の低い次世代バイオディーゼル燃料「B100」を採用した。

これにより、建設フェーズだけでなく、解体・撤去フェーズにおいてもCO2排出削減を徹底し、プロジェクト全体を通じた環境負荷低減を図る。

自社回収した「廃食油」を資源に


使用されるB100燃料の原料には、鴻池組が独自に行っている「廃食油回収プロジェクト」で収集した油が含まれている。

社員家庭や協力会社から集めた廃食油を精製し、再び自分たちの現場のエネルギーとして還流させることで、単なるエネルギー転換にとどまらない「真の資源循環型社会」への貢献を体現している。




WRITTEN by

デジコン編集部

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