鹿島建設、竹中工務店、日本通運、リファインバースグループ、あおぞら、三菱ケミカルの6社は、「建設現場から排出される廃プラのケミカルリサイクル実証事業」に着手したと発表した。
本事業は、環境省の「令和7年度プラスチック資源循環に関する先進的社会実装モデル形成支援事業」に採択されたものである。
建設現場から出る廃プラスチックは、梱包材や養生材、端材など種類が多岐にわたり、汚れが付着していることも多いため、従来は分別が難しく、多くが焼却や埋立処分されていた。
そこで6社は、廃プラスチックを化学的に分解して油に戻し、再利用する「ケミカルリサイクル」に着目した。
本実証事業では、以下の点を検証し、建設業界全体への水平展開に向けた課題解決を目指す。
参考・画像元: 鹿島建設株式会社 プレスリリースより
本事業は、環境省の「令和7年度プラスチック資源循環に関する先進的社会実装モデル形成支援事業」に採択されたものである。
汚れが多くリサイクルが難しい「建設系廃プラ」を油に還元
建設現場から出る廃プラスチックは、梱包材や養生材、端材など種類が多岐にわたり、汚れが付着していることも多いため、従来は分別が難しく、多くが焼却や埋立処分されていた。
そこで6社は、廃プラスチックを化学的に分解して油に戻し、再利用する「ケミカルリサイクル」に着目した。
本実証事業では、以下の点を検証し、建設業界全体への水平展開に向けた課題解決を目指す。
- サプライチェーンの構築: 再資源化率向上のための効率的な回収・処理ルートの検討。
- 環境性の評価: 収集運搬に伴うCO2排出量も含めたLCA(ライフサイクルアセスメント)分析を行い、脱炭素効果を定量的に評価する。
- 経済性の評価: 実装に向けたコスト面の課題を洗い出す。
参考・画像元: 鹿島建設株式会社 プレスリリースより
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