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オリエンタル白石、橋梁補強の新技術「DiFi工法」を静岡県で初施工。短工期で高耐久化を実現
オリエンタル白石は、静岡県伊東市の国道135号「渚橋」において、橋梁の床版を高耐久化する新技術「DiFi工法™(ディーファイ工法)」の試験施工を、12月5日から17日にかけて実施したと発表した。
この工法が実際の橋梁に適用されるのは全国で初めてとなる。
「DiFi工法」は、オリエンタル白石と日鉄ケミカル&マテリアル株式会社が共同開発した補強技術だ。

橋のコンクリート床版のつなぎ目(間詰め部)に対し、橋軸と直角方向に溝を掘り、エポキシ樹脂を充填した上で、厚さ1.2mmのFRP(繊維強化プラスチック)プレートを垂直に差し込む。これにより、重機を使わずスピーディーに補強作業が完了する。

従来の鋼板接着工法などと比較し、以下のメリットがある。
オリエンタル白石は、老朽化が進む国内インフラの長寿命化に向け、この技術の実用拡大を目指すとしている。
この工法が実際の橋梁に適用されるのは全国で初めてとなる。
溝にプレートを差し込むだけのシンプル施工
「DiFi工法」は、オリエンタル白石と日鉄ケミカル&マテリアル株式会社が共同開発した補強技術だ。

橋のコンクリート床版のつなぎ目(間詰め部)に対し、橋軸と直角方向に溝を掘り、エポキシ樹脂を充填した上で、厚さ1.2mmのFRP(繊維強化プラスチック)プレートを垂直に差し込む。これにより、重機を使わずスピーディーに補強作業が完了する。

従来の鋼板接着工法などと比較し、以下のメリットがある。
- 高耐久性: 非腐食材料であるFRPを使用するため、塩害などが懸念される沿岸部でも適用可能。
- 維持管理性: コンクリート表面を覆わないため、施工後も目視点検が容易。また、漏水が内部に溜まりにくい構造になっている。
- 短工期: 大掛かりな足場や大規模な交通規制が不要。
オリエンタル白石は、老朽化が進む国内インフラの長寿命化に向け、この技術の実用拡大を目指すとしている。
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