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デジコン編集部 2025.11.19

ユネックス社、タッチパネル式バッテリー駆動油圧ポンプを12月1日販売開始。トルク換算表不要で電源のない現場でも使用可能

CONTENTS
  1. ボルト締結データを記録しUSB経由でパソコンに転送、品質管理を強化
動力式トルクレンチメーカーHYTORCの日本法人ユネックス合同会社は、油圧トルクレンチ用のポンプとしてタッチパネル式バッテリー駆動油圧ポンプであるライトニングポンプの取り扱いを2025年12月1日より開始する。

電源不要かつフルオートでタッチスクリーンから対象の油圧トルクレンチを選択し、トルク値を入力してスタートボタンを押すだけの簡単な手順で操作できる。

ボルト締結データを記録しUSB経由でパソコンに転送、品質管理を強化


通常、油圧トルクレンチを用いて油圧ポンプを使用する際はトルク換算表が必要だった。
しかしこのタッチパネル式バッテリー駆動油圧ポンプはトルク換算表が不要になる。



操作を簡素化することで仕事を正しく完了することに集中できるようになる。

合理化されたユーザーフレンドリーなインターフェースを使用して、作業に最適な油圧トルクレンチをすばやく見つけて選択する仕組みだ。

より良い品質管理のために記録機能が搭載されており、ボルト締結データを記録し、USB経由で簡単にパソコンにデータを転送できる。



HYTORCが開発したタッチパネル式バッテリー油圧ポンプはパワフルなバッテリーを搭載し、1回の充電で長時間の稼働を実現する。

電源のない場所でもモバイルユースに最適だ。大容量バッテリーにより、頻繁な充電を気にすることなく、長時間の使用でも信頼性の高い解決策となる。


主な仕様はバッテリー容量1170Wh、モーター出力1.5kW/2.1HP、オイルタンク容量2.7リットル、重量35キログラム(オイル無し)、防水等級IP65となっている。

データ記録機能を搭載し、デジタル圧力ゲージ、5メートルリモコン、オイルクーラーも搭載している。

吐出ポートは1口または4口を選択できる。

建設現場やプラント、風力発電などの大型ボルト締結作業において、電源確保が困難な場所でも高精度な締結作業が可能となり、作業効率の向上とデータ管理の強化が期待される。






WRITTEN by

デジコン編集部

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