アイサンテクノロジーが3次元点群ソリューション「WingEarth Version2.9.0」を2026年3月中旬発売。3Dガウシアンスプラッティングに対応

アイサンテクノロジーは、3次元点群編集における作業効率のさらなる向上を目的として、「WingEarth Version 2.9.0」の発売を決定した。

発売予定日は2026年3月中旬で、標準価格は165万円となる。

Leica LGSxファイル取り込み対応、INFINITY連携を強化

主な新機能およびアップデート内容として、新オプションで3Dガウシアンスプラッティングファイル取り込みに対応する。

3Dガウシアンスプラッティングは最新の3次元表現技術で、点群データをより効率的に処理できる手法だ。

Leica LGSxファイル取り込みに対応し、ライカ製レーザースキャナーで取得したデータの処理がスムーズになる。

INFINITY連携を強化し、帳票連携の強化とCAD連携の操作性向上を実現した。



INFINITYはアイサンテクノロジーが提供する測量CADソフトウェアで、WingEarthとの連携強化により測量業務全体の効率化が期待される。

縦横断機能も強化され、道路や河川などの縦横断図作成がより効率的に行えるようになる。

その他、同社製品を利用する顧客から寄せられた要望の一部を機能に搭載している。

WingEarthは3次元点群データの編集・解析に特化したソリューションで、建設業界におけるi-ConstructionやBIM・CIMの推進に対応したツールとして広く利用されている。