ニュース
デジコン編集部 2025.11.5

Liberaware Koreaが韓国HOPと業務提携。非GPS環境下でのドローン位置測定技術を共同開発へ

CONTENTS
  1. 狭小空間飛行技術と電波通信位置制御を融合し新たな価値を創造
 Liberaware Koreaは、韓国の非GPS位置測定技術企業HOPと製品開発および事業拡大を目的とした業務提携に関する覚書を締結した。

屋内や地下など非GPS環境下でのリアルタイム測位技術の協業を進め、次世代産業用ドローンの研究開発と商用化を推進する。

狭小空間飛行技術と電波通信位置制御を融合し新たな価値を創造


Liberaware Koreaは、屋内狭小空間における点検・計測に特化した小型ドローン「IBIS2」の開発・製造・販売を通じて、インフラ維持管理および安全性の向上に貢献してきた。

一方HOPは、電波通信に基づく位置制御技術を活用し、災害現場や地下トンネルなど人が立ち入り困難な環境においてロボットやドローンが代替作業を行える技術を開発している。

両社はそれぞれの強みを活かした協業を通じて、次世代先端産業用ドローンおよび点検自動化の研究開発と商用化を目的として推進していく。

本業務提携に基づき、両社は韓国および日本市場における共同マーケティング活動、製品関連情報の共有、協調的なプロモーション活動、製品・サービスの共同研究開発といった幅広い事業連携の可能性を探る。

また、Liberaware Koreaが有する狭小空間飛行・3Dデータ処理技術と、HOPの非GPS位置測定技術を融合させることで、産業界における新たな価値創造を実現していく方針である。

HOPは人工衛星との通信が困難な屋内や地下などの非GPS環境においても、市販のドローンやロボットが自律移動できるように支援する位置制御システムを開発した韓国のスタートアップである。





WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。