ロゼッタが「公共工事入札意欲予測AI」を10月15日提供開始。競合企業の入札動向をリアルタイムで可視化

ロゼッタは、公共工事入札意欲予測レポートAIエージェント「Metarealパブリックワークス」を2025年10月15日に新開発・提供開始した。

Metareal PWは公開入札情報をAIが解析し、競合企業の入札意欲や動向をリアルタイムで可視化する営業支援ツールである。

入札関連データを瞬時に分析し最適な提案タイミングを把握

公共工事の入札市場ではどのタイミングでどの企業が動くかを見極めることが受注成功の鍵となる。

しかし現状、多くの企業が公告情報を手作業で確認し動向を予測するのに時間を要しており、その結果提案が後手に回り競合に先行されるケースが少なくない。

こうした課題を解決するためにAIによる入札動向解析に着目し、従来の情報の一覧管理ではなく競合企業の入札意欲を先読みするという発想からMetareal PWを開発した。


主な特徴として、入札公告や契約実績データなどをもとに競合企業の入札傾向・関心領域をAIが自動解析し次にどの案件へ動くかを予測する。

分析結果はダッシュボード上で即時表示され、入札スケジュールと合わせてタイムリーに営業判断が可能である。

各案件に最適化された提案資料をAIが自動でレポート化し、営業担当者はスピーディに提案活動へ移行できる。

従来の単なる公告情報管理ツールとは異なり、Metareal PWは先読み型入札戦略を実現するAIエージェントである。

本サービスは公共工事・土木工事関連企業の法人営業担当者、入札・契約管理部門の担当者、建設コンサルタント企業の営業企画担当者、入札データを活用した戦略立案を担う経営企画・情報分析部門での利活用を想定している。