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デジコン編集部 2025.10.16

ゼンリンが「GISパッケージ」に登記所備付地図データを追加。地番確認エリアを15%から57%に拡大

CONTENTS
  1. 不動産や建設業務における地番確認作業の効率を大幅向上
ゼンリンは、各業種の業務を効率化する地図配信サービス「ZENRIN GISパッケージ」シリーズに登記所備付地図データを追加する無償アップデートを2025年10月10日から実施した。

これにより地番を確認できるエリアが拡大しより業務効率化に貢献する。

10月10日から12月25日までに各業種向けのZENRIN GISパッケージ試用版を申し込んだ方には30日間無料で試用できる。

不動産や建設業務における地番確認作業の効率を大幅向上


ZENRIN GISパッケージは業務に必要な各種地図情報と機能をパッケージにし業務効率化を支援する配信サービスで、各業種・業務向けに全6商品展開している。

今回、各業種向けの不動産、建設for施工、建設for設計、不動産鑑定士、税理士の5商品に登記所備付地図データを追加する。

不動産や建設業務等において地番の確認は欠かせない作業である。

各業種向けのGISパッケージでは住宅地図データに公図及び都市計画情報をデータ化したブルーマップデータで一部エリアの地番の確認ができたが、今回新たに登記所備付地図データを追加したことで地番を検索・閲覧できるエリアを全国15パーセントから約57パーセントに拡大した。


地番を確認できるエリアを拡大することで業務のさらなる効率化に貢献する。

主な検索・閲覧方法として、地番を確認したい場所を検索し各種レイヤーから登記所備付地図を選択、画面を右クリックしコンテンツ情報を表示するを選択すると登記所備付地図情報を表示できる。


また地番検索メニューからブルーマップ・登記所備付地図の結果も表示。

同社は道路地図から住宅地図までの地図情報とそれに付随する属性情報を一気通貫で提供するAPIサービス「ZENRIN Maps API」にも登記所備付地図データを追加した。

これにより本APIと連携した企業向けシステムやWebアプリケーションの機能向上を推進し、顧客の事業活動の効率化と新たな価値の創出を支援する。







WRITTEN by

デジコン編集部

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