
帝国データバンクが2025年10月8日に発表した2025年度下半期(2025年4月から9月)の全国企業倒産集計によると、建設業の倒産件数は前年同期比10.0ポイント増の1013件となり、2013年度以来12年ぶりに1000件台に達した。
全業種の倒産件数は前年同期比3.1ポイント増の5146件で、半年ベースでは2021年度以降8期連続で最多を記録した。
職別工事が465件で最多。総合工事と設備工事も軒並み増加
建設業の倒産を業種別でみると、職別工事が前年同期比10.5ポイント増の465件と最多で、総合工事が同11.0ポイント増の334件、設備工事が同7.5ポイント増の214件となった。
建設業全体の負債総額は892億7700万円で、前年同期比21.3ポイント増加した。
業種別では総合工事が同30.5ポイント増の405億7100万円、職別工事が同1.2ポイント増の319億2900万円、設備工事が同26.1ポイント増の167億7700万円と増加しており、いずれも前年同期を上回った。
倒産件数を業種別でみると、サービス業が8期連続で最多の1348件、小売業が1120件で続き、建設業が3番目に多かった。
態様別では販売不振が前年同期比2.8ポイント増の4215件と最多で、既往のしわ寄せや連鎖倒産を含む不況型倒産の合計が同2.5ポイント増の4276件と8期連続で最多となった。
また、全業種で人手不足倒産が前年同期比31.3ポイント増の214件(うち建設業は53件)に達し、後継者難倒産も同10.5ポイント増の264件(同65件)と高水準で推移している。
さらに、物価高倒産は全業種で前年同期比3.4ポイント減の488件(同129件)となり、集計を開始した2018年度以降で過去最多を更新した。
ゼロゼロ融資後倒産は前年同期比7.2ポイント減の334件となったが、下半期としては初めて前年同期を下回った。
このうち建設業は67件であった。
全業種の倒産件数は前年同期比3.1ポイント増の5146件で、半年ベースでは2021年度以降8期連続で最多を記録した。
下半期としても2013年度の5320件以来12年ぶりに5000件台に達している。
職別工事が465件で最多。総合工事と設備工事も軒並み増加
建設業の倒産を業種別でみると、職別工事が前年同期比10.5ポイント増の465件と最多で、総合工事が同11.0ポイント増の334件、設備工事が同7.5ポイント増の214件となった。
建設業全体の負債総額は892億7700万円で、前年同期比21.3ポイント増加した。
業種別では総合工事が同30.5ポイント増の405億7100万円、職別工事が同1.2ポイント増の319億2900万円、設備工事が同26.1ポイント増の167億7700万円と増加しており、いずれも前年同期を上回った。
倒産件数を業種別でみると、サービス業が8期連続で最多の1348件、小売業が1120件で続き、建設業が3番目に多かった。
態様別では販売不振が前年同期比2.8ポイント増の4215件と最多で、既往のしわ寄せや連鎖倒産を含む不況型倒産の合計が同2.5ポイント増の4276件と8期連続で最多となった。
また、全業種で人手不足倒産が前年同期比31.3ポイント増の214件(うち建設業は53件)に達し、後継者難倒産も同10.5ポイント増の264件(同65件)と高水準で推移している。
さらに、物価高倒産は全業種で前年同期比3.4ポイント減の488件(同129件)となり、集計を開始した2018年度以降で過去最多を更新した。
ゼロゼロ融資後倒産は前年同期比7.2ポイント減の334件となったが、下半期としては初めて前年同期を下回った。
このうち建設業は67件であった。
WRITTEN by
