行政・政策
デジコン編集部 2025.10.10

国交省、直轄地下駐車場の止水板を点検。2箇所で設置不具合を確認し今年度内に修繕完了へ

CONTENTS
  1. 松山とはりまやの2箇所で不具合を確認し土嚢設置で代替措置
国土交通省は、9月12日の四日市地下駐車場における冠水事案の発生を受けて、全国の直轄地下駐車場の止水板の現地確認を行った。

結果、2つの直轄地下駐車場で止水板の設置に不具合があることを確認した。

松山とはりまやの2箇所で不具合を確認し土嚢設置で代替措置


9月16日に全国の直轄地下駐車場の管理者等に事案の周知を行ったところ、これを踏まえ、各直轄地下駐車場の管理者が止水板の現地確認を行った。

その結果、止水板の設置に不具合がある箇所が、2つの直轄地下駐車場で確認された。

止水板の設置に不具合が確認されたのは、松山地下駐車場とはりまや地下駐車場だ。


松山地下駐車場は止水板の設置数1のうち、設置不具合の数が1で、はりまや地下駐車場は止水板の設置数11のうち、設置不具合の数が1だった。

なお、不具合の対象は電動式であるが手動でも設置可能なものを除くとされている。

これらの直轄地下駐車場については、代替措置として、気象状況に応じて国道事務所で土嚢を設置する体制が既に構築されている。

また、事業者からの報告後、国道事務所で修繕を行うことを既に調整済みとなっており、その他の防災施設を含めて、順次修繕を実施してきたところであり、今年度内に修繕を完了予定だ。

さらに、今回事案を踏まえた今後の対策強化についても、有識者委員会において検討を進めていく。同委員会は9月26日に設置されている。




WRITTEN by

デジコン編集部

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