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デジコン編集部 2025.10.3

ミライドアが建設DXのFLIGHTSに投資実行。3次元データで建設現場の生産性向上を支援

CONTENTS
  1. 技術士や測量士を含むエンジニアチームで研究開発を推進
ミライドアは、長野県と日本政策金融公庫と連携して設立した信州スタートアップ・承継支援2号投資事業有限責任組合より、建設業の現場で信頼性の高い3次元データ化に取り組むFLIGHTSに投資を実行したと発表した。

技術士や測量士を含むエンジニアチームで研究開発を推進


FLIGHTSは、「3次元データで現場から建設業を再定義する」をビジョンに掲げるスタートアップ企業である。

建設業界における専門性の高い計測業務のデジタル化に求められる仕様を研究し、その研究開発の成果に裏付けられたソリューションの開発と提供を通じて建設業の生産性向上や人材不足問題の解消に取り組んでいる。

同社は、本社を東京都渋谷区、営業・開発拠点を長野県上田市に構えている。

技術士や測量士を含む建設・計測技術の経験豊富なエンジニアチームを擁し、研究開発、ハード・ソフトの仕様設計、事業開発を自社で行っている。

従来人の目で行っていた建設業の監督、点検、計測等の業務を、ドローンや定点カメラ等に搭載したセンサーで取得した信頼度の高い3次元データを活用することで、現場から建設業に変革を起こすことを目指している。

同社は2016年3月に設立された。

信州スタートアップ・承継支援2号ファンドは、創業・第二創業期にある企業や事業承継における後継者の株式買い取り問題を抱える企業に対して投資による資金供給を行うことで、地域経済の発展と新たな雇用を創出することを目的としている。



長野県と日本政策金融公庫と連携し、長野県内の地域金融機関等とミライドアが共同で設立したファンドである。

ミライドアは東京都港区に本社を置き、AIフュージョンキャピタルグループの100パーセント子会社である。

地域のベンチャー企業を支援するための地方創生ファンド、事業会社のオープンイノベーションを促進するためのCVCファンド、特定の投資領域を掲げ、業界の活性化を支援するテーマ型ファンドに取り組んでいる。

資金を投入するだけでなく、長期的な事業継続に向け、事業育成、人材育成、事業コンサルティングなどの支援を行っている。




WRITTEN by

デジコン編集部

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