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デジコン編集部 2025.9.10

ミライト・ワングループ3社、狭山市道路インフラ包括管理業務を受託。AIとシステム連携で24時間365日対応体制構築

CONTENTS
  1. 道路施設管理システムとAI舗装診断で効率的運用を実現
ミライト・ワンおよびグループ会社の西武建設、国際航業は狭山市より「狭山市道路施設等包括的民間管理業務」を受託した。

市道4,539路線の通報受付・巡回・清掃から補修対応・災害対応までを一括して担う包括的管理業務を2025年4月より開始している。

道路施設管理システムとAI舗装診断で効率的運用を実現


国際航業の「道路施設管理システム(Genavis Tao-Asset)」を導入することで、コールセンターにて24時間365日対応の受付体制を整備している。

これまで手作業で作成していた帳票は自動で作成され、効率的な稼働や市民サービスの向上・最適化を支援する。

苦情要望箇所と地図をマッピングし一元管理を行うことで、リアルタイムに情報共有ができ、効率良く素早い対応が可能となった。

道路補修業務の目視確認に多くの作業員を要していたが、国際航業の「Draw-AI(車載カメラ+AI舗装診断)」を活用することで道路補修の必要箇所をAIが自動的に検知している。

これにより目視確認をする作業員の稼働削減や業務効率化を実現した。

ミライト・ワンは通信インフラ構築で培った道路工事技術と情報通信技術(ICT)を活用した効率的な維持管理巡回業務を実施している。

西武建設は西武鉄道沿線の地域開発に携わってきた経験から、狭山市の道路施設等包括管理業務全体の運営統括を推進し、高品質かつ効率のよい道路施設等管理を実施している。




WRITTEN by

デジコン編集部

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