
IHIは9月10日、英国の熱赤外線センサ搭載小型衛星開発企業SatVuと日本市場向け衛星コンステレーション構築に関する覚書を締結した。
英国ロンドンで開催される防衛イベント「DSEI UK」における署名式で、両社の技術と経験を活用した協力体制の構築に合意している。
SatVuは2023年に最初の衛星「HotSat-1」を打ち上げ、2026年には2基目と3基目の衛星「HotSat-2」と「HotSat-3」の打ち上げを予定している。
同社の熱画像技術は高解像度の赤外線画像を生成し、国家安全保障および経済安全保障、災害対応、産業活動の監視、エネルギーインフラの観察、気候リスクへの対応などの活用が期待されている。

IHIとSatVuは高解像度IR画像の活用方法を検討し、IR衛星コンステレーションの要件を定義するとともに、日本でのIR衛星コンステレーション整備や国内での衛星製造を見据えた最適な事業スキームを検討する。
IHIは5月にフィンランドのICEYE社とSAR衛星コンステレーション整備で協業しており、最終的には複数種類の衛星で構成される衛星コンステレーションを構築し、陸上や海上の目標検出および追跡能力を提供することを目指している。
地政学的な不安定性が高まる中、日本政府は安全保障能力強化への投資を進めており、2023年の広島アコードや2025年8月の日英防衛相会談で両国間の宇宙分野での協力が強化されている。
英国ロンドンで開催される防衛イベント「DSEI UK」における署名式で、両社の技術と経験を活用した協力体制の構築に合意している。
2026年までに3基の衛星打ち上げ予定。災害対応やエネルギーインフラ監視に活用
SatVuは2023年に最初の衛星「HotSat-1」を打ち上げ、2026年には2基目と3基目の衛星「HotSat-2」と「HotSat-3」の打ち上げを予定している。
同社の熱画像技術は高解像度の赤外線画像を生成し、国家安全保障および経済安全保障、災害対応、産業活動の監視、エネルギーインフラの観察、気候リスクへの対応などの活用が期待されている。

IHIとSatVuは高解像度IR画像の活用方法を検討し、IR衛星コンステレーションの要件を定義するとともに、日本でのIR衛星コンステレーション整備や国内での衛星製造を見据えた最適な事業スキームを検討する。
IHIは5月にフィンランドのICEYE社とSAR衛星コンステレーション整備で協業しており、最終的には複数種類の衛星で構成される衛星コンステレーションを構築し、陸上や海上の目標検出および追跡能力を提供することを目指している。
地政学的な不安定性が高まる中、日本政府は安全保障能力強化への投資を進めており、2023年の広島アコードや2025年8月の日英防衛相会談で両国間の宇宙分野での協力が強化されている。
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