
竹中工務店は9月5日、JR西日本と協力してJR大阪環状線「弁天町」駅に金属3Dプリンターで製作した6.2m×1.5mの「ルーレベンチ」を設置したと発表した。
屋外公共空間に設置された金属3Dプリント製作物としては国内最大級となる。
ルーレベンチのフレーム材料には、JR西日本の鉄道廃レールを溶解・成形したステンレス鋼溶接ワイヤを一部使用している。

製作にはアーク溶接により金属を積層していくWAAM方式の金属3Dプリンターを採用した。
金属スクラップを溶接ワイヤに再生することで、3Dプリンターの造形性を生かした多様な用途・機能の製品に利用できる技術を実証している。

座面には六甲山の間伐材のヒノキを使用し、フラン樹脂加工により防腐・高耐久化を図った。
フレーム形状の決定際には、造形能力の制約範囲内で最適な形状を得るトポロジー最適化技術を使用し、滑らかで美しいフレームの有機的な形状を生み出している。
協力企業として金属3Dプリンティングをシモダフランジ、金属材料提供と廃レール再生を大同特殊鋼、木材コーディネートをSHARE WOODSなどが担当した。
屋外公共空間に設置された金属3Dプリント製作物としては国内最大級となる。
WAAM方式3Dプリンターで廃レールをステンレス鋼溶接ワイヤに再生
ルーレベンチのフレーム材料には、JR西日本の鉄道廃レールを溶解・成形したステンレス鋼溶接ワイヤを一部使用している。

製作にはアーク溶接により金属を積層していくWAAM方式の金属3Dプリンターを採用した。
金属スクラップを溶接ワイヤに再生することで、3Dプリンターの造形性を生かした多様な用途・機能の製品に利用できる技術を実証している。

座面には六甲山の間伐材のヒノキを使用し、フラン樹脂加工により防腐・高耐久化を図った。
フレーム形状の決定際には、造形能力の制約範囲内で最適な形状を得るトポロジー最適化技術を使用し、滑らかで美しいフレームの有機的な形状を生み出している。
協力企業として金属3Dプリンティングをシモダフランジ、金属材料提供と廃レール再生を大同特殊鋼、木材コーディネートをSHARE WOODSなどが担当した。
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