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JFEエンジニアリングがベトナム・ハノイ市最大の下水処理場を完工。処理能力270,000㎥/日で約100万人対応

JFEエンジニアリングは9月3日、月島JFEアクアソリューションとの共同企業体でベトナム・ハノイ市より受注した同市最大規模のエンサ下水処理場を完工したと発表した。
2019年に着工し、新型コロナウイルス感染症の影響下でも工事を継続して約6年の工期を経て竣工した。
完工した下水処理場は、窒素およびリンの高度除去機能を備え、処理能力270,000㎥/日を有する大規模施設である。
対象人口は約100万人規模で、ベトナムが目標とする2050年下水道普及率100%の達成に欠かせない基幹施設となる。
同国では急激な経済成長に伴う都市化により、生活排水による河川の水質汚濁が深刻化している。

都市部の下水処理率は20%と低水準にとどまり、下水処理施設の整備が急務となっていた。
建設資金には国際協力機構(JICA)の円借款が提供され、水処理技術では高速ろ過、建設技術では電磁探査付推進工法など日本の技術を随所に採用している。
8月21日には完工式が盛大に執り行われ、ハノイ市内における公共用水域の水質改善に大きく寄与することが期待されている。
2019年に着工し、新型コロナウイルス感染症の影響下でも工事を継続して約6年の工期を経て竣工した。
日本の高度技術でベトナムの水質改善に貢献
完工した下水処理場は、窒素およびリンの高度除去機能を備え、処理能力270,000㎥/日を有する大規模施設である。
対象人口は約100万人規模で、ベトナムが目標とする2050年下水道普及率100%の達成に欠かせない基幹施設となる。
同国では急激な経済成長に伴う都市化により、生活排水による河川の水質汚濁が深刻化している。

都市部の下水処理率は20%と低水準にとどまり、下水処理施設の整備が急務となっていた。
建設資金には国際協力機構(JICA)の円借款が提供され、水処理技術では高速ろ過、建設技術では電磁探査付推進工法など日本の技術を随所に採用している。
8月21日には完工式が盛大に執り行われ、ハノイ市内における公共用水域の水質改善に大きく寄与することが期待されている。
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