コントラフト社、建設業特化ダイレクトリクルーティング開始。若手未経験者の採用支援

コントラフトが建設業界に特化したダイレクトリクルーティングサービス「職人スカウト」を11月より正式開始する。

現在のテスト運用で複数の企業が採用実績を上げたことから、本格的なサービス展開に踏み切る。

深刻な人手不足解決へ若手未経験者にも焦点

建設業界では有効求人倍率の上昇が続く中、企業側の人手不足は慢性化している現状がある。

同サービスの最大の特長は、建設業界を志望する若手未経験の登録者も多数含まれている点にある。

建設技能者の年齢分布では60歳以上が全体の約4分の1を占める一方、29歳以下は約12%にとどまっており、若年入職者の確保が喫緊の課題となっている状況だ。


テスト運用に参加した東海エリアの仮設工事会社では、約1か月で職人2名の採用を実現した実績を残している。

同社担当者は「様々なサービスを活用したが、一番早く採用実績が出たのは職人スカウトだった」とコメントしており、サービスの有効性を裏付けている。

登録求職者は既に建設業界を志望している人材が中心となっており、ミスマッチの低減にも寄与している。

11月の本格開始に向けて、業務提携先の全国建設人材協会の会員企業約1,500社への展開を予定している。