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ミライエ、自治体向けIP型防災放送システムを発売。携帯電話網活用で山間部の不感地帯対策を実現

ミライエは9月1日、全国の自治体向けに携帯電話網を活用したIP型防災放送システムの発売を開始した。
従来の自営無線では山間部で電波が届きづらく放送できない不感地帯が生じる課題があったが、携帯電話網を活用することで低コストでの山間部防災放送を可能にする。
IP型防災放送システムはデュアルSIMに対応し、NTTドコモとKDDIの携帯電話網など複数のキャリアを自動で切り替えて利用できる。
公共機関専用の通信サービスである「IIJ公共安全モバイルサービス」での正常動作も確認している。
システムは1子局から導入が可能で、土砂災害警戒区域やキャンプ場、ダム放流危険周知等での利用を想定している。

自営無線で流れた防災放送の音声を自動録音し、IP型防災放送システムから自動で拡声放送することも可能で、既存の自営無線と併用できる。
IP型防災放送装置は自営無線の屋外放送装置と同様にパンザマストに装柱でき、スピーカーの合計出力は120Wと240Wの2タイプを用意している。
72時間の停電に対応し、令和7年4月より神奈川県内の1自治体で住民向け放送として実稼働中である。
多彩な放送機能として、パソコンやスマートフォンのウェブ管理画面からテキストを入力した自然な音声合成での放送や多言語放送(13カ国語)、スマートフォンからの肉声放送に対応している。
従来の自営無線では山間部で電波が届きづらく放送できない不感地帯が生じる課題があったが、携帯電話網を活用することで低コストでの山間部防災放送を可能にする。
デュアルSIM対応で複数キャリアの自動切り替えが可能
IP型防災放送システムはデュアルSIMに対応し、NTTドコモとKDDIの携帯電話網など複数のキャリアを自動で切り替えて利用できる。
公共機関専用の通信サービスである「IIJ公共安全モバイルサービス」での正常動作も確認している。
システムは1子局から導入が可能で、土砂災害警戒区域やキャンプ場、ダム放流危険周知等での利用を想定している。

自営無線で流れた防災放送の音声を自動録音し、IP型防災放送システムから自動で拡声放送することも可能で、既存の自営無線と併用できる。
IP型防災放送装置は自営無線の屋外放送装置と同様にパンザマストに装柱でき、スピーカーの合計出力は120Wと240Wの2タイプを用意している。
72時間の停電に対応し、令和7年4月より神奈川県内の1自治体で住民向け放送として実稼働中である。
多彩な放送機能として、パソコンやスマートフォンのウェブ管理画面からテキストを入力した自然な音声合成での放送や多言語放送(13カ国語)、スマートフォンからの肉声放送に対応している。
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