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デジコン編集部 2025.8.20

ARAV。国交省関東地方整備局ICT施工体験会で自律建機デモと技術講演を実施

CONTENTS
  1. 小規模工事でのICTノウハウを実機体験と講演で分かりやすく紹介
ARAVは、国土交通省関東地方整備局関東DX・i-Construction人材育成センターが主催する「小規模工事で役立つICT施工現場体験会」において、自律建設機械・遠隔操作建機・電動建機などの現場体験デモを実施する。

展示機は自動(無人)油圧ショベルRX「ヨイショ投入くん」で、白久レイエス樹が「自律建設機械の開発と展望」をテーマに講演を行う。

小規模工事でのICTノウハウを実機体験と講演で分かりやすく紹介


体験会は関東技術事務所内関東DX・i-Construction人材育成センターで開催され、ICT施工に興味のある官公庁・自治体職員、民間技術者、学生等を対象としている。

各回80名の事前登録制で参加費用は無料となっている。

現場体験メニューには、正対不要で自由な方向の掘削が可能なチルトローテータ、ショベル+大容量ドーザで整地・盛土・切土を1台で実現する土砂も押せるチルトアングルドーザーが含まれる。

排気ガスゼロ・低騒音で都市部や近接環境に適した施工を実現する電気で掘削(電動ミニバックホウ)も体験できる。

自動積込の時代として、自動(無人)油圧ショベルRX「ヨイショ投入くん」による掘削から積込の自動化デモでは、生産性と安全性を両立した施工を実演する。

3次元設計データとTSを用いたU字側溝の据付を1人施工で実現する簡単構造物施工、3Dモデルを現地に重ねて取り合い・不可視部の確認や仮設計画の検討に活用するARで施工計画も体験メニューに含まれる。

技術講演では土木研究所技術推進本部による「ロボット建設機械の研究開発状況」とARAV白久レイエス樹による「自律建設機械の開発と展望」が各日12時15分から13時15分まで実施される。

ARAVは既存の油圧ショベルに後付けで適用でき、掘削から積込工程の自動化により省人化と安全性向上を両立する「ヨイショ投入くん」を中心に、遠隔操作建機や電動建機を紹介する。





WRITTEN by

デジコン編集部

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