岡山の荒木組。岡山の京橋朝市とタイアップした堤防工事体験イベントを9月7日開催

荒木組は、岡山で人気の「京橋朝市」とタイアップした堤防工事体験イベントを2025年9月7日に開催すると発表した。

令和6年度旭川内山下堤防整備工事の内容や目的を地域住民に理解してもらうとともに、子どもたちに建設業の魅力を体験的に伝える機会として企画された。

建設機械試乗やVR体験で建設技術の進化を肌で感じるプログラム

同社では近年増加する集中豪雨や水害への備えとして、河川の氾濫を防ぎ住民の安全で安心な暮らしを確保することを目的とした旭川内山下堤防整備工事を手掛けている。

施工場所は岡山城の一部とされる歴史的なエリアのため、文化財の保全と景観の調和を図るため特別な工法により堤防を整備している。

イベントは旭川京橋河川敷西側の京橋朝市で午前6時から9時まで開催され、入場無料・申込不要で雨天決行となっている。


主なプログラムとして、実際の高所作業車に乗って地上数メートルの高さから旭川や京橋朝市を見渡す建設機械試乗体験を実施する。

バックホウの試乗体験も可能で、参加者は実際の建設機械を操作する貴重な体験ができる。

カラーコーンを使った輪投げゲームでは、楽しく遊びながら現場で使われている道具や作業の一端に触れることができる。


最新の建設機器体験コーナーでは、VRで仮想現場を体験し建設技術の進化を肌で感じられるほか、人気のパワースーツ体験や電動一輪車体験も用意されている。

夏場の過酷な現場を支える工夫と安全対策を紹介する熱中症対策グッズの展示も行われる。

大型モニターでは工事内容や建設DXの取り組み、会社紹介の映像を放映し、現場の裏側を楽しく学べる内容となっている。

未来の担い手である子どもたちに建設業の仕事の魅力や社会的使命を体験的に伝えることで、地域と建設業、そして次世代との新たなつながりを築くことを目指している。