アンドパッド。労務費集計効率化支援の「ANDPAD歩掛管理」提供開始

アンドパッドは、労務費集計の効率化とコストのリアルタイムな可視化を支援する新機能「ANDPAD歩掛管理」を開発し、原価日報機能の提供を開始した。

建設現場での原価日報のデジタル化や集計・労務費管理業務における効率化および労務費の見える化に加え、労務費の最適化に貢献する。

原価日報の電子化でスマートフォン提出とリアルタイム集計を実現

建設業界では国土交通省が2025年度から直轄工事において労務費や技能者賃金の実態把握を試行する方針を打ち出している。

労務費・賃金の適正化と透明性の確保が強く求められている状況である。

特に自社施工の工事会社では雇用している従業員の人件費が原価の大部分を占めるため、労務費の見える化が利益管理の精度を高める上で不可欠となっている。


従来は紙で運用されていたり提出されない場合もあり、事務・総務部門での確認や転記・集計作業に多大な手間が生じていた。

「ANDPAD歩掛管理」原価日報機能は原価日報を電子化し、記入と提出の負担を解消する。

出先からスマートフォンでの原価日報の提出が可能で、現場への直行直帰を支援する仕組みとなっている。

現場での使いやすさを重視した操作性により、入力負担を低減できる。

原価日報はリアルタイムに共有され、集計が可能になることで事務・総務部門でのデータの転記作業が不要となる。

提出された原価日報は現場ごと・人ごと・取引先ごとに自動仕分けされ、原価日報の提出状況も一覧で把握できる。

未提出者への確認連絡もスムーズに行えるようになっている。

正確な労務コストを算出した見積作成が可能になり、ANDPADに労務費・人工データを蓄積することで過去のデータを参照した精度の高い見積作成を実現する。

同社では建設業における適切かつ効率的な労務費管理のための機能開発を積極的に行っていく方針である。

「ANDPAD」は現場の効率化から経営改善まで一元管理できるシェアナンバーワンのクラウド型建設プロジェクト管理サービスで、利用社数23.3万社、ユーザー数68.4万人を超えている。